mixiユーザー(id:7050111)

2021年05月21日11:20

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出前はしてませんねん

先日、二日続けて嫁さんの治療をした。
そこでごく基本的なところでの気づきがあった。
治療をうどん・そばのお店に例えてみると、その客に冷たいものを勧めるか温かいものを勧めるか、その時点でのミスがあったようなもの。
初日に体がいかにも衰弱している感じなのに、邪気を取る手法、つまり冷たいそばを食べさせた形になった。
二日目に脈を診ると、陰系がまだ弱いのを診てようやくそれに気づいた。

うどん・そば・そうめんのいずれを勧めるかは、どの臓器が弱っているかを診断し、つぼや経絡を選ぶようなもの。
その店の自慢となるだしが術者の技量だと思う。
長野式治療を長年勉強していて、どこか治療の成果に確信が得られない時があったりしたのもこれらのまず基本的なところ、麺やだしを軽視しがちだったからだと痛感した。
長野式などの様々な流儀はうどんやそばに乗せるてんぷらだったり、たまごだったり、カレーといったもの。「うまい!」の意味が違っていたんだと思う。

まあ、治療院と言ってもリラクゼーション系の患者さんもあるわけで、そうした人には刺激系のはり治療やマッサージ、つまりカツどんなどをがっつり食べさせることにはなる。(笑)
どうしても解決しそうにない時は、きつねやたぬきを出してお口であれこれ理屈を並べてごまかすしかないね。(爆)
でも、うちはどん兵衛は出してませんからご安心を!

嫁さんの治療、二日目には胃に優しいたまごとじの温かいうどんと言ったところの治療をし、その夜にはすっかり元気になってくれた。

話がまとまったところで、本日は手打ちとさせていただきます!

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