フランス語講座、シネマテーク・フランセーズ

週末にフランス語講座がありました。
前回の講座先生からはフランス映画『ラブ・セコンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』を観るように勧められ、私の他にもう一人女性生徒が観ていました。それぞれ感想を他の生徒にネタバレしないようにフランス語で報告して、とても盛り上がりました。
パラレルワールド設定の奇想天外ラブコメディですが、そこで描かれている男女の性格描写はなかなか現実的です。
先生によると、フランスでは男は忙しくなると仕事を優先して大切な人との時間を大切にしなくなりますが、女性はそのようなことはないそうで、この作品のパラレルワールドの二人は、まさしくそんな人生を歩んでいます。
この作品は日本での公開は2021年ですが、製作は2019年で先生はフランスで一度観ていて今回仙台で二回目の鑑賞で、フランス人しかわからないギャグを含めてとても気に入っているようです。

今回のフランス語授業は、生徒が何かについての講習会やレッスンなどにフランス語で申し込むのが課題で、自分が申し込みたいレッスンを設定して先生が演じる担当者と会話をします。
他の女性生徒は料理教室やピアノ教室などの申し込みを考えて、なかなか面白く会話を組み立てていました。
映画好きの私は、シネマテーク・フランセーズでフランス映画の歴史講座への申し込みを考えました。ただ申し込むだけでなく講座の講師が誰か担当者に訊いて、それがセドリック・クラピッシュ監督で、彼の作品が大好きだと担当者と意気投合する内容にしました。自分が興味がある内容の語学学習はモチベーションが高まりです。

シネマテーク・フランセーズはパリにある映画の博物館で、以前フランス旅行したときの目的地に一つでした。映画の歴史がわかる詳しい展示があり、映画の上映や映画についての講習会が頻繁におこなわれています。映画好きにはたまらない施設です。


写真はシネマテーク・フランセーズ