18960919 NO4683　尹相弼•韓哲夏の渡日についての探測依頼の件

18960919 NO4683　尹相弼•韓哲夏の渡日についての探測依頼の件
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
010_0030_0170　駐韓日本公使館記録 10巻 参. 機密各館往復 (17) [尹相弼•韓哲夏の渡日についての探測依頼の件]
文書題目 (17) [尹相弼•韓哲夏の渡日についての探測依頼の件]
文書番号 機密号外
発信日 明治二十九年九月十九日 ( 1896年 09月 19日 )
発信者 在仁川 領事館事務代理 領事官補 萩原守一
受信者 特命全権公使 原敬

(17) [尹相弼•韓哲夏の渡日についての探測依頼の件]
機密号外
かねて御申し越しになられている尹相弼(ユンサンピル)・韓哲夏(ハンチョルハ)の二名は、昨日出帆の「筑後川丸」に乗り込み出発致しました。当港滞在中別に怪しむべき挙動もなく、本人たちの談話によればやはり宮廷の内命を受け日本へ遊覽する旨申しており、同人などの荷物中には高価の薬品(鹿葺 ノギョン　＊漢方でロクジョウ。鹿の若角、強壮剤として用いる)と虎皮（ホピ　＊虎の毛皮）を携帯しているようです。そこで神戸着の上は取り締りについて周布・兵庫県知事に注意致したく存じます。この段申し置きます。敬具
明治二十九年九月十九日
在仁川 領事館事務代理 領事官補 萩原守一印
特命全権公使 原敬 殿