mixiユーザー(id:1846031)

2021年05月08日23:25

168 view

オリンピックの顔と顔…は向かい合わせにゃ出来ないよ

■「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」 池江璃花子選手、東京五輪中止を求める声に「とても苦しいです」
(ねとらぼ - 2021年05月07日 22:53)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6510029

 選手個人を責めてどうするんだ、ってことを私も呟いた。
 そしてコメント欄も、ほぼ同様の意見一色である。しかし、どうもおかしい。
 呟いている連中の名前を見ると、見覚えのあるネトウヨばかりだ。つまりこれまで散々政権の片棒を担ぐように「自粛」を訴え続けてきた連中だ。
 映画館や劇場、イベントが閉館や公演中止を余儀なくされて、悲痛な声を上げていたときには、みんな同じように苦しんでいるのに、どうして映画・演劇人たちを優遇しなければならないのか、あいつらは自分のエゴを押し通そうとしているだけだ、と非難していた連中である。
 いや、もしそうなら、アスリートたちのオリンピックに参加したいという想いも同様にエゴだということにならないか? 俳優や舞台関係者が舞台に立ちたいというのと何が違う?
 飲食店や商業施設、遊興施設やイベント、コンサート関係者などに自粛を要請しながら、オリンピックだけは強行しようとする行政に対して、中止の声が上がるのは、その矛盾、不公平に対して、明確な弁解をできないでいることにも原因がある。
 ネトウヨが本気でアスリートたちの想いに寄り添っているわけでもなく、感染対策を考えているわけでもないことは、政権の矛盾を全く無批判なまま受け入れていることからも明白である。やつらは単に政権に阿っているだけだ。
 オリンピックを通常と同様の条件下で実施することはもう不可能であることは、聖火リレーの段階で、既に何十人もの感染者を出してしまっていることからも明らかだ。延期や中止が無理なら、最低でも無観客試合、感染者が一人でも出たら競技中でも即時中止、そういう形でしか実施し得ないのではないか。アスリートたちの気持ちに寄り添ったとしても、今の感染が拡大している状況では、それが限界であるように思える。
 アスリートたちを責めても仕方がない。しかし、アスリートたちに自粛を求める人々を責める連中も所詮はクズだ。こういうクズを跳梁させる結果になってしまった時点で、オリンピックにたいした意義はなくなってしまってしまったように思えてならない。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年05月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031