痛快!河内山宗俊にエバタン

第17話「火と燃えよ恋のかよい路」（1976年）
※BSフジ

痛快!河内山宗俊にエバタン（2019年11月08日）
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エバタンは小伝馬町の牢名主。

遠い異国に憧れを抱く青年、高橋長英。
その長英は抜け荷買いの罪で小伝馬町の牢の中。

長英を若い頃の自分と似ていると惚れ込み、
牢破りを計画する豪商、大滝秀治。
秀治は原田芳雄と火野正平に
各三百両を渡し手伝わせる。

正平は長英と繋ぎをつけるため牢に入ると
さっそく牢名主のエバタンがやってくる。

正平は長英どこ？と尋ねる。

「先にだせ！命の蔓をよ、かね！」
「おい、いくら飲んできた？かね！」
エバタンはお金を要求する。

（いくら飲んできたか聞き取れなかった）
正平は便器にまたがり息む。

エバタンは正平の横で嬉しそうに
「はよ出せ、かね出しゃ教えてやるよ！」
「はよ出せ、はよ出せ、はよ出せ」
「よう飲んできた。まだ出んか？」

その後、エバタンの指示で長英は囚人たちにしごかれる。
エバタンは頭から布団をかぶり座って眺めている。

夜、みなが横になっている。
エバタンは寝転びながら
お金をチャリチャリ弄りニヤニヤ顔。

正平は長英に話しかける。
「明日、エバタンが長英が病気だと言って
牢から出してもらうようにするから」

翌朝、長英に話しかけるエバタン。
「よーく頑張り通したな、若いの。後はうまくやりな！」

そして牢の外に向かって
「えーい、申し上げます」

エバタンの出番終了。

（2021年3月4日）