透析治療は続く。
次の病院に、妻と下見に行ってきた。
入院先の病院は自宅からやや遠方にあるので、通いは難しい。紹介してもらった新しい病院は、車でなら十分ほど、送迎バスも出してもらえると言うから、そちらの方が助かる。毎回妻に送ってもらうわけにもいかないし。
透析専門の地域の開業医だから、どんなに小さいところかと思っていたが、外観は確かにこぢんまりとしていたが、中に入ってみると意外に広い(後で訊いたところによると、透析室の病床は48あるという)。
でも安心したのは、どこも清潔に見えたことだ。いろんな病院を廻ってきたので、中には妙にほこりっぽいところもあるの、知ってるからね。
説明に来られた院長先生は、65歳だと仰る。そのわりには白髪が全くなくて髪は黒々としている。私の年齢を聞かれたので、58歳だと答えたが、「失礼ですが、私より歳を取って見えますね」と仰る。うん、失礼だ。髪は別に染めてるわけではないですよ、と説明されるが、別にそういう説明は教えてもらわなくてもよろしい。
ちょっとばかし大人な対応をしなけりゃならないタイプの人なのかなと思ったが、後の説明はごく普通で、特に腹を立てるようなこともなかった。最後に「あなたは透析患者としてはまだ幼稚園生ですからね」と言われたのは余計だなとは思ったが。
病院を代わるので、それまで出してもらっていた、薬のことについて、新たに処方してもらえるのかどうか聞いてみると、「ジェネリックは数が多くてよく分からなくてね」とむ仰る。事務員さんに何やら分厚い薬のカタログを持ってこさせて、うんうんと頷いていたが、大丈夫かな、ここ。
事務員さんに自立支援医療費支給認定申請書の書類手続きをするように説明されて、「書いたら明日持ってきてください」と言われる。でもこの後、障碍種手帳の申請に保健センターに行くと、その書類は病院を通すのではなくて、直接、こちらに持ってきてもらわなければ困る、と言われてしまった。しかも、もらった書類の様式が違っていた。
……大丈夫かなあ、ここ!
ちなみにタイトルの元ネタはこちら。
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