18961016 NO4625　グリイルの京城•木浦間、および京元鉄道敷設申請に対する朝鮮政府の拒絶の件

18961016 NO4625　グリイルの京城•木浦間、および京元鉄道敷設申請に対する朝鮮政府の拒絶の件
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010_0020_2990　駐韓日本公使館記録 10巻 二. 和文電信往復控 (299) [グリイルの京城•木浦間、および京元鉄道敷設申請に対する朝鮮政府の拒絶の件]
文書題目 (299) [グリイルの京城•木浦間、および京元鉄道敷設申請に対する朝鮮政府の拒絶の件]
文書番号
発信日 [明治二十九年] 十月十六日午後九時十五分 ( 1896年 10月 16日 )
発信者 代理公使 加藤
受信者 大臣 大隈

(299) [グリイルの京城•木浦間、および京元鉄道敷設申請に対する朝鮮政府の拒絶の件]
[明治二十九年] 十月十六日午後九時十五分
加藤 代理公使
大隈 大臣

京城・木浦間および京城・元山間の鉄道に関し、先月三十日に差し出した仏国公使の照会(この写しは原公使が所持している)に対し、外部大臣は本月十三日をもって「我が政府はもとより鉄道が商業に利あることを知っているが、目下の情勢ではまだ広く布設することはできない。京義鉄道がまだ起工しないのに、どうしてあわただしく他線を議論するだろうか。グリイルは先取権を主張するが時間を配量してこれを行なうことは自然の権利に属し、あらかじめ他国人にむかって論議する所ではない」と言ってこれを拒絶しグリイルの覚書を返却した。