チャドのデビ大統領が死亡 反政府軍との交戦地帯
https://news.yahoo.co.jp/articles/afadf42611e3f5f9e0273af9d4237964488adefb
政府軍と反政府軍が 共に改造したトヨタランドクルーザーピックアップで戦った「トヨタ戦争」。これに勝利したイッセン・ハブレを、内戦集結の2〜3年後に追い落として大統領になったのが、ハブレの軍事顧問だったイドリス・デビ。以降これまでずっと大統領だったので、もうかれこれ30年はやってたことになる。
憲法上は大統領は二選までだったのだけれども、毎度理由を付けて引き伸ばして、最後には多選禁止規定そのものを取っ払っている。いちおう選挙で選ばれた体にはなっているけれど、ほぼ毎回不正が確認されているので、実際にどれくらい国民から支持されていたのかは不明。
まごうことなき独裁者だったし、それは欧米も認めていたのだけれども、一方で外交的には親欧米だったので、欧米のポリコレ棒外交の餌食にはなってこなかった。このダブルスタンダード感。
もっとも、独裁体制は敷いていたけれど盤石というわけではなくて、これまでもクーデター起こされそうになったり、武装勢力に首都ンジャメナを攻撃されたりと、定期的にやってくる危機一髪。今回の武装勢力による侵攻でも、首都にまで危機が至る可能性があるとして、アメリカが大使館職員の退避をしていた。
それでも政府軍が武装勢力に一定の打撃を与えていて、「ある程度 安心できる状態になった」という判断がされたから前線視察に出ていたはずなのだけれども、そこをピンポイントで襲撃されて死亡。運が尽きたと言うべきなのか。
まぁデビも元々はリビアから支援の下に反政府勢力を立ち上げていて、それを基盤にして権力の階段を登っている。それが最期はリビアから侵入した反政府勢力の襲撃で亡くなったのだから、因果なことだなと。
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