走馬灯
流れ行く景色 眼の前にあったものが次の瞬間には彼方に消えている
新しい何かは 今まで見ていた何かと同じようで違い
今まで見ていた何かは 今まで見たことのないなにかに置き換わる
知っているよ この景色
いつか父親から聞いたことがある
知らなかったよ そんな景色
いつか子供に伝えておこう
サヨナラはいつも、隠れていて でも さり気なくいつも、やってくる
衆生所遊楽 楽しむために生まれてきたことを 楽しめる人生を送ろう
苦しみもまた苦しみのままに
悲しみもまた悲しみのままに
明日は来る 今日の景色は 遠のいていく 走馬灯のように 相馬等のように
早すぎた友人の別れに贈る
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