ぶつかりおじさん、電車内でファビょるの巻

先日、ワイが仕事で名鉄を使った時の事。


いつも地下鉄なので満員電車には慣れっこだが、名鉄はそこまで混んでおらず、一応座ることも出来たので音楽聴きながら寝てた。

降りる駅が近づいてきて、あと5分位で金山着くかな〜とイヤホンをしまって席を立つ準備を始めた頃、
隣のオッサンが急に席を立ち、どけ！とばかりにワイの膝頭を蹴ってきた。

ハァ？？なんやこいつ？
まだ駅に着いておらず、電車も揺れている。
そんな時に席立つか普通？電車止まってから席立つのがマナーちゃうん？
しかし二席が横並びの座席だったので通路側にいたワイは困惑しながらも大人しく道を空けてやった。
オッサンは鞄をガンガン足にぶつけながら、ヨロヨロと通路へ。

時間帯は平日夜の7時頃で、満員とは言えないがまぁまぁ人の多い車内。
そこを電車に揺られながら、オッサンは人のぎっしり詰まった通路をグイグイと強引に進んでドア前へ陣取った。

その押し退け方がすごかった。
女だろうが男だろうがお構い無し。あんた相撲取りなの？と思わせるほどのぶつかり稽古で、行く手を遮る乗客ほぼ全員つき飛ばし、その度に睨まれていた。
ワイなんか膝頭だけで済んで良かったかもしれん。

そしてドア前へ陣取ったオッサンは、車内全員から奇異の目で見られる中、なぜか一人の若い大人しそうな女性へ向けてのみ言い放った。

『なんやお前！なんか文句あるんかあﾞぁん？！！』
『邪魔なとこ立ってるお前が悪いんやろが！何で睨むんや頭おかしいんちゃうか？！あﾞ？！』

…何でこいつ女にだけ怒鳴ってんねん…てか睨まれるようなことするお前が悪いんやろが。
車内にきったねえオッサンのダミ声が響き渡り、その女性含む周囲の人々が一斉にオッサンから距離を置こうと後ずさった。


シーンと静まり返る車内…ふとワイの頭を過ったのは、あの新幹線無差別殺人事件。
犯人が刃物振り回して若い女性ばかり切りつけたあの事件。止めようとした善良なサラリーマンが亡くなった。
…もしかしてこいつ刃物とか持ってないよな？え、どないしよ…今は季節の変わり目やし頭おかしいやつかも…今のうちに逃げなかんか？ワイは人を守って死ぬとかそんな正義マンやない…
とか考えてたら、唐突にドアが開いた。

やっと目的地に到着した！ワイもその周りの人々も一気にホームへ逃げ出すように走り降りた。
オッサンは降りる人波に押し流されるように降ろされ、そのまま人混みに紛れて分からなくなった。

一触即発、のピリピリした空気から一気に解き放たれて、おもっくそでかいタメ息が漏れた。
はぁ〜〜〜〜〜勘弁やわ〜〜〜〜〜(;´д｀)
車内で心地よくうたた寝して回復した体力を一気に奪われた気分だった。

ぶつかりおじさんに言いたい。
お前は社会のゴミです。
女にだけイキがって気分エエかも分からんけど、他の人にも心底恐怖を与えとる。
お前がおかしいだけで、周りは誰も悪くない。
早く心療内科でも行って頭修理してきてくれ。
邪魔。



■なぜ私が被害者に？ 「#わざとぶつかる人」「#ぶつかりおじさん」に悲しみと怒り　SNSで相次ぐ体験談
(ウィズニュース - 04月16日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6485605