ファイナル　アウトプットシャフトシール交換

さて、いよいよ今日は先々週土曜日　油漏れを起こしたファイナルのシール交換です。
部品は今週の月曜日に入荷しており、治具もあらかじめ準備しておりスタンバイOK。
この部品、海外サイトから直輸入なのに先々週の日曜深夜のオーダーで翌週月曜入荷、僅か1週間です。ホントこのショップ　迅速で親切丁寧で、私ごときの本当に拙い英語にも一生懸命対応してくれます。香川県のＢＭＷディーラーはまともな修理もできないダメダメのショップなので、ここがないと私のＢＭＷバイクライフはあり得ません。

写真左上が、交換用のシール。円建てで2600円ほど。
右上がシール打ち込み用の治具。シール径に合わせた肉厚パイプを3ｃｍほどで輪切りにし取っ手を溶接して作りました。これを使うと全体的に均等に力がかかりまっすぐに打ち込めます。
そして下のがシールリムーバー。これがないとなかなか手ごわいシールですが、これを使うとあっさりと5秒で外れました。

さて、いよいよ打ち込みです。シールの内側とシャフトにはリチウムグリスを、シールの外周には入れやすいようにシリコンボンドを薄く塗布。
手で軽く入れた後、治具で水平に打ち込んでいきます。ファイナル側にはシールの着座段がないので、シールのリップの掛かりのいいポイントを目指して、水平に調整を繰り返しながら慎重に打ち込んでいきます。

5分後、・・・・・無事に入りました。

そしてファイナルオイル注入。気温もまだ6℃だし、オイルは90Wのハイポイドギアオイル、たった300ｃｃなのに固くてなかなか入りません。10分近く頑張ってやっと注入完了。やっと完成しました。
あとは、シリコンボンドの乾くのを待って試運転です。よもや漏れることはないとは思いますが、ツーリング前に試運転はやっときます。