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2021年04月10日02:55

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皆さん、原発汚染水が増えている原因は実は〇〇であることを理解していますか?

まもなく福島原発の汚染処理水を海洋放出することを政府が
決定するようですね。
菅総理は自身の実績作りの一つとして、結果を急いでいるのが
よく分かります。

しかし、海洋放出など、とんでもないことですよ。
処理して薄めるとかどうでもよいことです。
根本的な考え方がおかしいです。

世界各国の原発でも処理して海洋放出しているから日本も
同じようにしてOK?

もう、いい加減にしていただきたいです。

福島原発は世界最大の事故を起こしてメルトダウンしたのですよ。
事故を起こしていない原発と比較すること自体おかしいです。

そして、一度でも海洋放出を合法的に認めさせると、二度と
日本の海は戻りませんよ。
日本の海を一部の権力者や専門家たちの実験場のようにさせては
なりません。

◇多くの皆さんが誤解していると思われること

そもそも、皆さんはなぜ、原発汚染水が増加し、それを貯蔵する
タンクが満杯になっているのか、正しく理解していますか?

答えを言います。

今も毎日、原発敷地内に大量に流れ込む地下水を遮断できて
いないからです。
もっと言えば、それを遮断する工事を事実上、失敗したことで
今も遮断できていないままになっています。
そして、毎日、大量に流れ込む地下水がメルトダウンした核物質と
混ざることで、原発汚染水が発生し、増加し続けているわけです。
もともと2013年頃に、その地下水を遮断するために、工事した
わけですが、遮断できておらず、今も大量の地下水が流れ込んだ
ままということです。

そして・・・
増加し続ける汚染水をどうしていると思いますか?

なんとポンプでくみ上げて、貯蔵タンクに保管しているのですよ。
タンクがまもなく満杯のため・・・みたいに言われているタンクです。

タンクが満杯になるも何も、いまだにその原因となる地下水の流入を
遮断できていないわけです。
それが遮断できていないにも関わらず、話をすっ飛ばして、
タンクが満杯になるから海洋放出しかない、と言っているわけです。
しかも、御用聞きのような専門家を使って、あたかもそれしか方法が
ないと世間にPRするわけです。

そのため、皆さんは、汚染水が増え続けるのは当然で、それを貯蔵
するタンク満杯が満杯になるので、処理して海洋放出するしかないと
思い込まされるわけです。
しかし、そこからして既に違うのです。
増え続ける元となる地下水の流入を今も遮断できていないだけの
ことなのです。
それを遮断することで、この問題の大部分は解決するのです。

にもかかわらず、まもなく本当に海洋放出しようとしています。
もういい加減にしていただきたいです。

◇なぜ海洋放出するしかない、という話になっているか

不思議に思った人もいるのではないでしょうか。

話は数年前の東京五輪の誘致の時にさかのぼります。
当時、東京へ五輪を誘致するため、原発汚染水がとにかく海洋に漏れ出さない
ように形だけでも急いで取り繕う必要がありました。
その結果、工期の短く安い凍土壁というあり得ない工法を選択してしまい、
本来、毎日大量に原発敷地内に流れ込んで汚染水の大きな原因になっている
地下水の流入をほとんど止めることができませんでした。
そのため、汚染水は増え続け、貯蔵タンクも増えているわけです。

もし、普通に遮水壁の工事をして、完璧に地下水を遮断していれば、今のように
大量に汚染水が増え続けることはありませんでした。
しかし、先述のように、凍土壁という工法の選択ミスをしたために、今もなお
原発敷地内に毎日大量の地下水が流入し続け、それが核物質と混ざることで
汚染水が増加しているということです。

何をおいても、まず遮水壁の工事をして、地下水の流入を食い止めることが
必要なわけです。

にもかかわらず、なぜ、遮水壁の工事をせずに、もはや海洋放出しか方法は
ないという結論に話が飛んでしまうのか、不思議かと思います。

◇なぜ今からでも流れ込む地下水を遮断しないのか。

その答えは、小委員会・東京電力・経済産業省・鹿島建設は、先述の凍土壁の
工法を選択したことをミスだと認めたくないためです。
もっと言えば、それは工期を間に合わせて、最小限の地下水も抑えているので
一応成功だとして、決してミスだとは認めない姿勢なのです。
ミスを認めず、むしろその話は終わったこととしてしまいたいがために、
話をすっ飛ばし、もはや海洋放出しかない、としてしまうわけです。

今からでも遮水壁の工事をして、地下水の流入を止めれば済む話であるにも
関わらず、その話には触れさせようともしないわけです。
それどころか、地下水の流入を食い止めるのは、今の技術では不可能という
ことさえ言い出すわけです。
今の技術で不可能なはずがありません。
日本では昔から行なっている遮水壁で地下水の流入を食い止めるシンプルで
一般的な工事です。
そもそも、青函トンネルや東京アクアラインなどは地下水どころか海水まで
完璧に遮断しているわけです。
原発周辺とは言え、地下水を遮断できないはずがありません。

そのように、小委員会・東京電力・経済産業省・鹿島建設は、以前の凍土壁の
話に触れさせたくないために、絶対に地下水の流入を食い止めるのは無理だと
言い続けるわけです。
そう言い続ける彼らの責任は大きいです。
しかし、東京五輪の誘致の際に、汚染水問題を強引に解決しているかのように
みせかけるために、工期を急がせた政府の責任も大きいと言えます。

そして今、再び政府は結果を非常に焦っています。
東京五輪も強引に開催するつもりなので、なんとか海洋放出を認めさせて
問題を解決したことにしようと、あらゆる圧力をかけてくることでしょう。

彼らの身勝手な都合によって、だまされてはなりません。
処理をするので海洋放出は大丈夫という言葉に絶対に惑わされてはなりません。
水俣病でも長年、工場排水が原因だとなかなか国が認めず、被害が拡大した上、
多くの方々が苦しまされることになりました。
汚染処理水もこの先ずっと合法的に海洋放出させてよいわけがありません。

もう誰が悪いといったような責任のなすり合いをしている時間もありません。
とにかく今も毎日、大量に流れ込み続ける地下水を遮断する工事をすぐに
取り掛かり、完成させることだけが必要なのです。

日本の海を原発汚染水処理の実験場のようにしてしまってはなりません。


■原発処理水、海洋放出決定へ=13日にも関係閣僚会議―福島第1、漁業者反発必至
(時事通信社 - 04月09日 15:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6477911
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