終わりの季節の終わりの日

昨日これを買って食べた。

　

明星食品の評判屋というシリーズのカップ麺の塩味である。この名前でたしか袋めんもあったと思う。昨日は先日実家に差し入れを持ち込んだ際に忘れ物をしたので再度出向きそれを取りに行った。その帰路に町内にあるドラッグストアに買い物に寄ると、このカップ麺を税別７８円税込み８４円の激安値で売っていたのでさて味はどんなかいなと思って買ってさっそくお昼に食べた次第である。

けっこうおいしかった。販売促進でもって安売りを実施したのであろう。そういや明星食品は現在マルちゃんのマルちゃん正麺や日清食品のラ王に押されているような気がする。あのチャルメラでかつて僕が愛食した塩味を店頭で見かけなくなった。あれ美味しかったんだけどどうなったか。いずれおうち麺業界もし烈な争いなのであろう。

今日は３月３１日の月末だ。こないだ正月を迎えたと思いきやもう３か月が経ち早いものである。この間にめぐみの入院めどが立ったりともみの卒園が近づいたりとあった。
そしてともみは今日晴れて保育園の卒園を迎えることとなる。ともみは６年間姉のめぐみと併せると姉妹で９年間お世話になった保育園とついにお別れとなるので、僕ら両親にとっても感慨深いものがある。家内は園宛てのお別れの和菓子を昨日用意していた。

保育園に限らず３月の末日は多くの企業や官公庁でも年度末の決算を迎える終わりの日である。今朝の紙面にはこちらも一緒に別刷りで投函されていた。



神奈川県内の公立高中小学校教師の人事異動の案内である。いまめぐみが世話になっている院内養護学校でも一部の先生の異動の案内を事前にいただいていた。
担当医のＴ先生も異動となり、新天地は千葉の船橋とあった。先生東京在住であり、異動も広範囲でたいへんだなと思った。

僕はと言うとご存じのとおり専業主夫のプータローの家にへばりつきの家事炊事育児を除くと無能の人なので異動転勤はまったくない。あったらたいへんだ。その時は夫父親人間をクビになるということなので追い出されたが最後すぐ最期となってしまう。まあだいじょうぶであろうと思う。ほんとにだいじょうぶか？僕(-_-;)。

会社員支店時代では結局営業成績が振るわなかったので営業員期間はさほど長くなかったため、年度末にあくせくした記憶があまりない。というかノルマに対してさほど厳しい会社ではなかったのがありがたかった。ノルマ予算でもって上司から怒鳴り散らされるのが日常で社畜となっている方々もまだまだ大勢いるとは思う。お気の毒としか言いようがない。

とにかくそういった方々も含めて今日はいちだんと街中はざわつく一日となりそうである。僕の予定は朝ともみを家内といっしょに園まで送り届けてその後スーパーで一週間分の食材の買い込みだ。帰宅してそれらを収納して別途当日分ほか仕込みをして、余った時間で部屋掃除をしたい。

家内はというと仕事を午前中に切り上げ僕が運んだ自家用車に乗ってめぐみの病院に直行してお見舞いしてから夕方５時に保育園に僕と集合する。保育園に最後のあいさつをするのである。
実は先週末に似顔絵色紙をもうお一方の先生にお贈りした。



保育園の主任保育士で実質ナンバー２のＲ子先生だ。Ｒ子先生は特定の担任をもたないのでわが家のチビたちの担当をしたことはないのであるものの、長女めぐみが赤ちゃん以後の小さい頃によくぐずって泣いていたのをＲ子先生にだっこしていただいたことがあった。あれを恩義に感じたので色紙を用意させていただいた。Ｒ子先生には思いもしない贈呈だったので驚きつつたいへん喜んでくださり安堵した。先生の似顔絵がどことなく女優の大島優子ちゃんに似た仕上がりになった。

今日であるが、缶詰使用の仕様ながら赤飯を炊いてともみのおつとめ終了をねぎらいたいと思う。おかずはどうしようかなあ。まあ今日のスーパーのラインナップに合わせてみるとしよう。
今朝ゴミ出しした朝４時半の西の空のお月さまがこちら。



一昨日満月だったのでまだ丸かった。お月さま。どうかともみ最後のこの日を見守ってやってください。お願いしますよ。ともみの６年間そして姉妹での９年間。ありがとうございました。誰に？園に？チビたちに？家内に？いやいやすべての皆さんに♡。