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2021年03月27日01:37

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がんと言われたあなたの心に   起こること

サンドウィッチマン伊達、ステージ1の膀胱がんと公表 早期発見し手術で腫瘍切除「無事に生還しました!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6461282

がんという診断は誰にとってもよい知らせではありません。ひどくショックを受けて、「何かの間違いではないか」「何で自分が」などと考えるのは自然な感情です。
病気がどのくらい進んでいるのか、果たして治るのか、治療費はどれくらいかかるのか、家族に負担や心配をかけたくない…、人それぞれ悩みは尽きません。気持ちが落ち込んでしまうのも当然です。しかし、あまり思いつめてしまっては、心にも体にもよくありません。この一大事を乗りきるためには、がんと向き合い、現実的かつ具体的に考えて行動していく必要があります。そこで、まずは次の2つを心がけてみましょう。

あなたに心がけてほしいこと
■ 情報を集めましょう
まず、自分の病気についてよく知ることです。病気によってはまだわかっていないこともありますが、担当医は最大の情報源です。担当医と話すときには、あなたが信頼する人にも同席してもらうといいでしょう。わからないことは遠慮なく質問してください。
病気のことだけでなく、療養生活のこと、経済的なこと、薬のこと、食事のことのような身の回りのことに関しては、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士などが専門的な経験や視点であなたの支えになってくれます。

膀胱がん
がんと言われたあなたの心に起こること 1また、あなたが集めた情報が正しいかどうかを、あなたの担当医に確認することも大切です。他の病院でセカンドオピニオンを受けることも可能です「知識は力なり」。正しい知識は、あなたの考えをまとめるときに役に立ちます。

■ 病気に対する心構えを決めましょう
がんに対する心構えは、人それぞれです。積極的に治療に向き合う人、治るという固い信念をもって臨む人、なるようにしかならないと受け止める人などいろいろです。どれがよいということはなく、その人なりの心構えでよいのです。そのためには、あなたが自分の病気のことをよく知っていることが大切です。病状や治療方針、今後の見通しなどについて担当医からよく説明を受け、いつでも率直に話し合い、その都度十分に納得した上で、自分なりの病気に対する向き合い方を探していきましょう。
自分自身の気持ちを伝えることは、自分らしく病気と向き合い、過ごしていくための第一歩です。あなたが自分の病状について理解した上で治療に取り組みたいと考えていることを、担当医や家族に伝えるようにしましょう。率直に話し合うことが、担当医や家族との信頼関係を強いものにし、しっかりと支え合うことにつながります。

膀胱がんとは?
膀胱は骨盤内にある臓器で、腎臓でつくられた尿が腎じんう盂、尿管を経由して運ばれたあとに、一時的に貯留する一種の袋の役割をもっています。膀胱には、尿が漏れ出ないよう一時的にためる働き(蓄ちく尿にょう機能)と、ある程度の尿がたまると尿意を感じ尿を排出する働き(排尿機能)があります。膀胱を含め、腎盂、尿管、一部の尿道の内側は尿にょうろじょうひ路上皮(以前は移いこうじょうひ行上皮と呼んでいました)という粘膜でおおわれています。膀胱がんは、尿路上皮ががん化することによって引き起こされま
す。そのうち大部分(90%以上)は尿路上皮がんという種類ですが、まれに扁へんぺいじょうひ平上皮がんや腺せんがんの場合もあります。
膀胱がんの罹りかん患率は、男性が女性に比べ4倍多いとされています。また、男女とも60歳以降で増加し、40歳未満の若年では低くなっています。

膀胱がんの症状は、赤色や茶色の尿(肉眼的血尿)が出ることが最も一般的な症状です。また、頻繁に尿意を感じる、排尿するときに痛みがあるなど膀胱炎のような症状を来すこともあります。背中の鈍痛(背部痛)が出現することもあります。症状があれば医療機関を受診して、がんかどうかを診断しましょう。膀胱がんは画像診断や経けいにょうどうてきぼうこうしゅようせつじょじゅつ尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)による確定診断により、筋きんそうひしんじゅん層非浸潤性がん(表ひょうざいせい在性がんおよび上じょうひ皮内ないがん)、筋層浸潤性がん、転移性がんに大別されます。筋層非浸潤性がんおよび筋層浸潤性がんについては、下記も参考に。

■ 筋層非浸潤性がん
膀胱筋層には浸潤していないがんです。表在性がんと上皮内がんが含まれます。表在性がんの多くはおとなしく浸潤しないがんですが、中には放置しておくと進行して浸潤がんや転移を来すタイプのものもあります。上皮内がんは、膀胱の内腔に突出せず、粘膜(上皮)のみががん化した状態をいいます。
■ 筋層浸潤性がん
膀胱の筋層に浸潤したがんです。このがんは膀胱壁を貫いて、壁外の組織へ浸潤したり、リンパ節や肺や骨に転移したりする危険性があります。
■ 転移性がん
原発巣の膀胱がんが、他臓器に転移した状態をいいます。膀胱がんが転移しやすい臓器としては、リンパ節、肺、骨、肝臓などがあります。

検査と診断
膀胱がんが疑われた場合、膀ぼうこうきょう胱鏡検査と尿にょうさいぼうしん細胞診検査が行われます。膀胱鏡所見により、筋層非浸潤性がんか筋層浸潤性がんかの大まかな区別ができます。検査の結果次第で、超音波(エコー)検査やCT検査などの精密検査を追加します。がんの広がりを調べる検査としては、CT検査、MRI検査、骨こつシンチグラフィー、静じょうみゃくせいじんうぞうえい脈性腎盂造影(DIPあるいはIVP)、経尿道的
膀胱腫瘍切除術(TURBT)などがあります。

しっかり検査診断していただきましょう。
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