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2021年03月21日17:57

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小説「野良犬の値段」百田尚樹

フォト

あらすじ
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
〈私たちが誘拐したのは以下の人物です〉という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、「誘拐サイト」は”驚くべき相手”に身代金を要求する――。

百田尚樹が書くのは自身初のミステリー。
これがねぇ、非常に上手くできたミステリーなんだよなぁ。
大抵の誘拐は上手くいかないで終わるけれど、犯人は警察やネット住民の裏の裏をかくから、よっぽど頭が良い犯人、ということがよく分かる。
24時間テレビを皮肉るところに苦笑したほどだ。
「この先どうなる!?」と再読だけれど、気になって仕方なかった!

百田尚樹って、本当才能のある作家だなぁ。
なので、引退はしてほしくない、というのが正直なところ。

ミステリーを読むのならば、必読と言えようか!


おすすめ度 ☆☆☆☆☆
6 2

コメント

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