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2021年03月16日05:56

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わたしに似たもの

昨日はへたばった。先日土曜日の次女の保育園卒園式で気を張っていた反動であったろうか、日曜日はやたらと眠く、午後に長女のお見舞いに行くべく車を走らせたところ、二度ほど寝かけてしまい、そのうち一回は信号で停車しつつ路肩にちょこっとだけ乗り上げてしまいビビった。ほんと、通行者がいなこてよかったよ(-_-;)。

そんな睡眠負債を抱えていたので、昨日は家内と次女を送り出した後にソファで暫時仮眠しようと思ったところ、つごう4時間ほど動けず寝入ってしまった。そのことを家内に話すと、あなたここのところ午睡してないからそのせいもある。もっと寝る時間を作りなさいと言われた。ただでさえグータラしてるからなあ俺(-_-;)。まあ仮眠も仕事のうちということであろう気をつけたい。

その午睡のさなかでひとつだけ記憶していた夢を見た。会社員支店時代の先輩上司が、後輩の女子社員をからかっている夢であった。これは実際によくあったことなのでつまりは事後の正夢である。そうして当時をふと思い出した。この先輩上司であるがけっこう口さがないところがあり、彼女に対して非道いことを言っていたものだった。

後輩の彼女であるが4期下の入社であった。これがお世辞にも美人とは言えなかった。体つきが中肉中背ながらなんとなくかなりの骨太を思わせちょっとゴツかった。おまけに肌が地黒の浅黒で焦げ茶色をしていた。
お顔はというと眉毛が太く短くおそらく父親似であることをうかがわせた。目はちっちゃく顔には吹き出物であろうかニキビであろうかはたまたそばかすであろうかぶつぶつがにぎやかに顔面上を遊弋していた。

そんな自分を自覚しているのであろう仕事ぶりも日ごろから愚痴や文句が多いため、ちょっと近寄りがたいところがあった。まあそんなわけで全体的に美人でかわいいといった形容詞からはほど遠かった。
彼女の似顔絵を描くのは造作もないのであるが、ここでそれを僕が描くとなんとなく呪われそうな恐怖がつきまとうので今日は描かないことにした。

そんな彼女に対して先輩上司のOさんは口さがなく酒席とはいえ非道いことを言っていた。いきなりまだ乙女の年齢の彼女にこう言ったのだった。

「おいT!(彼女の名前)。お前の顔ってごつごつしていてなんだかじゃがいもみたいだなあ!」。

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うら若き乙女をつかまえていくらなんでもじゃがいもはないんじゃないかと思った。なれど酒席を同席していた若手の皆は男女の別なく皆がその悪口に同調してうすら笑いをしていたので瞬時僕は酔いがさめたものだった。
しかしその傷つくひと言では終わらず、Oさん続けて彼女に対してこう言ったものだった。

「そういやお前、オウムの麻原彰晃にもちょっと似てるなあ」。

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ぎゃははははははははははははははははははははははは!あ、麻原彰晃!そそそそそsれはいくらなんでも言い過ぎだと思いつつそう言われた彼女の方を見ると、これが確かにちょっと似ているのであった。じゃがいものような顔のごつごつ感と小さな目とふてくされたような顔の造形が麻原と彼女とでどこか通底するものがあるのであった。
Oさんたしかに口は悪いもののうまいこと言うなあとその時思ったし心の中では大笑いしてしまったが、ここでげらげら笑っては彼女に悪いと思い笑いをこらえて彼女の方を見ると、彼女は目に涙をためてじっとくやしさをこらえていたのであり心底気の毒に思った。その後Oさんはしばらくのあいだ彼女に口を聞いてもらえなくなっていた。当然であった。

そんなことがあった数年後に本社から支店に転勤してきたKくんというちょっとイケメンがいた。ある日彼が僕にこう言うのであった。

「ねえヨシ〇さん。Tさんってなんだか『ガンタンク』に似てませんか?」。

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だははははははははははははははははは!が、ガンタンク!そうきたかKくん!まあたしかに武骨で頑丈そうなところが彼女とガンタンクの共通点だ。
そう切り出してきたKくんに対して僕は反対に彼にこう問うた。

ヨ「じゃあTさんのいいところってどこだと思う?」。

これに対しKくんはこともなげにこう僕に返すのであった。

K「丈夫そうなとこ以外はなんもないっすねえ」。

これを聞いたらTさんまたきっと目に涙をためるだろうなあと思ったものだった。
あれから二十数年。僕が55歳になったのであるからして4期下で高卒の彼女はおそらく50歳の半世紀人間となっているであろう。
実はよそのSNSで彼女の名前を見かけた。なんとわが同期息切れめまいの盟友くまちゃんが彼女とお友だちに登録してあるのであった。僕は彼女には近づかないようにしておりそのままだ。彼女苗字がそのままだったので未婚かもしれない。

とまあそんなことを思い出したのであった。なんで彼女の夢を(-_-;)。
そして今朝の夢見もすごかった。こちらのおふたりである。

フォト フォト

キムタクと松坂慶子姐さんのふたりが高級ホテルにいそいそとしけこんで行くのであった。それが夢中ながら映画の撮影なのかそれとも事実なのか判然とせずに僕ひとりあたふたするのであった。なんの予兆だ?この夢は(-_-;)。
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