バンダイさんの可動域がとても多い、スタイルがとても良い「SHフィギュアーツ」というフィギュアシリーズがあるんですが、ウルトラマンやライダーはたくさん販売されているのに、スーパー戦隊はキョウリュウジャー以降発売されてないんですよね。ライダーなんかちょっとしか登場しないキャラやフォームまで出てるのに、戦隊出さないなんてどういうこっちゃ！と憤りを感じてます(^_^。でも戦隊は一人じゃ成立しないから、レッドだけ発売すれば良いってわけじゃないんですよね。他の戦士も…となると数が増えるし、買う方も作る方も大変だから制作されないんだと思ってます。
でもゼンカイジャーはカイザー一人でもなんとなく成立するから、フィギュアーツ化を楽しみにしてるんですよね。かくいう私も戦隊フィギュアはずっと買ってません(^_^。理由は5体集めるお金も飾るスペースもないからですが、久々にカイザーだけは買いました。
・仮面ライダーセイバー
私はやはりバカなのかなと思うんですが(^_^、正直よく理解できてないんですよね。そんな理解度が低い私でも分かったことは、マスターロゴスがやはりシンケンゴールドの源ちゃんだったことと、タッセルが最初の5人のうちの一人で、ワンダーワールドを守っていたんですね。でも源ちゃんに謁見しているときに封じられちゃったのでしょうか。
もう冒頭の「ボンヌ・レクチュール！」も聞けなくなるんでしょうか。まぁあんまり評判が良くないみたいでしたから、カクレンジャーの講談師さんみたいにフェイドアウトするのかなと思っていたんですが、個人的には本編が納得できないことが続いていたので、タッセルの明るさは結構好きだったんですけれどね。
で、賢人は単純な闇落ちというわけではないみたいですね。たくさんの未来を見たそうで、でもどの未来も結局は聖剣が揃って世界が消えてしまう結末しかなかったから、聖剣を封印するしかないという結論に至ったということですね。
マスターロゴスは力が欲しいから聖剣を揃えたいわけで、封印されちゃ困るという理屈は分かるんですが、なんで飛羽真は剣を封印されちゃ困るんでしょうか。大秦寺さんが封印されて嘆くのは剣に異様なまでの愛着があるからだというのも分かります。でも賢人を信じると飛羽真は言ってるんだし、聖剣を封印すれば世界が保たれるなら渡して良いと思うんですよね。渡さない理由がわからない。聖剣を封印してもメギドはいるから、人間がまたメギドに襲われた時に聖剣がないと助けようがないから、なのかなぁ。
蓮は意外と落ち着いてましたね。賢人が生きてるって分かったらすぐに会いに飛び出していくと思ってました。それよりも倫太郎ですね〜。サーベラの煙に包まれて以降、一言も発しないですよね。
・ゼンカイジャー
ゼンカイジャーの世界の人間さんたちっておおらかだと思いますよね。キカイノイドが突然やってきても受け入れて一緒に生活してますし、頭にキノコが生えても「可愛いから良いんじゃね？」で済ましちゃいますものね(^_^。
今回登場のガオーンはこの世界の生物が好きなんですね。キカイノイドは確かにみんなゴツゴツしてますから柔らかくて毛が生えてる生物が珍しいんでしょうね。逆にキカイノイドのメカメカしい感じが好きっていう人間もいそうですよね。そんな愛しい生物たちを苦しめるトジテンドが許せないということでゼンカイジャーになってくれることになりました。でもまず介人と友達になる、というところから始まったのが良いですね(^_^)。
今回の戦隊の力はゴーグルVとハリケンジャー。ゴーグルVからファイブマンの戦隊ってゴーカイジャーの時も扱いが雑（ライブマン除く）だったので、ちゃんとリボンを使って戦ってくれたのはうれしいですね。ハリケンジャーは忍者だから使い勝手がいいですが、いつも影の舞だなって思います(^_^。
ジュランとガオーンの性格や立ち位置が、若干電王のモモとウラ風味ですね。まぁ電王も10数年前の作品ですから、今の子たちは知らないから良いですね。ジュランが変身音に合わせて毎回踊るのが楽しいですね(^_^。
今回は何と言ってもジュラガオーンに合体するシーンですね〜。ダチョウ倶楽部さんのキス芸みたいなスタートから、カイザーがご唱和みたいに真ん中で手を広げて、それこそゴーグルVオマージュの野球場演出で合体し登場、バックに流れる挿入歌は宙明先生作曲でささきいさおさんとミッチが歌ってるという、とてもカオスでしたよね。昭和と令和が混在していて、それがなんだか心地いいんですよね。
そう、ゼンカイジャーって心地いいんですよね。俺たちが好きな戦隊はこれだ！っていう演出を見せてくれるから、爽快感があるんですよね。若干セルフパロディ感もあるんですが、それも楽しいですし。今はメンバー募集中で全員揃わないですが、揃った後にどう話が進んでいくのかも期待したいです。
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