え?今、山が売買の対象になっているんだね。

今朝、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、山の特集をやっていました。

　オムニバスで色んな事例をやっていましたが、最後に出てきた成田市の所有者の話が面白かったです。

　成田市のとある山の所有者が、「祖父が亡くなり、山を相続したのですが、税金もかかるし、とても素人が管理出来る範囲を超えていて、維持できないから売りたい」と言ってましたが、成田市内の不動産屋から全て断られたとの事です。

　そこで横浜市内にある「リライト」という難物件を得意とする不動産会社をネットで見つけ、相談する事にしました。

　とりあえず、リライトの社長は、「何とかします」と返事しましたが、現地に行ってみると倒れた木が多く、範囲も広いので、買ってくれる人がいるか不安になったようです。

　そこで広い山林があるという事を逆手にとり、チェーンソーの販売会社の実習の場として紹介した所、その社長が、「なかなか実習をやれる場がないのでいいですね。」と喜んでくれたので、リライトの社長が、すかさずたたみかけ、「買いますか?」と聞くと、「今、返事しないと駄目ですか?」と返しましたが、「じゃあ買います。」と交渉が成立しました。

　他にも山が投資の対象になっていて、数々の山を持っているプロの雀士兼投資家がいるという話題や1円物件という話、日本の山の木材をたくさん売りに出している会社があるという話があり、なかなか面白かったです。