多くの方々が書いていることでしょうから、あまり踏み込んだことやめておきます。
ただ十年前の今日に起きたことは、当時の日記でも綿密に書きました。
おおきな事態と現象の証人になったんだな、と実感した記憶があります。
そのあと、色々なことがありました。
私個人として覚えているのは、都内で地震に遭い、全ての交通機関が止まっていたので歩いて戻ったことです。
およそ四時間かけて歩き、帰り着くことができました。
本棚などが転倒してえらいことになっており、また私のところにきたばかりのピートくんが、おびえた声で鳴いていました。
怖がっているピートくんを抱え、何度もつづく余震に不安を覚えながら、あまり寝られなかったことを覚えています。
そんなピートくんも十歳を越えて、だいぶカンロクついてきました。
そのあとで色々ありましたが、こうして十年が過ぎたことに思いをはせています。
柄にもなく感傷的な内容になってしまいました。
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