mixiユーザー(id:14921690)

2021年03月10日05:52

116 view

3月9日

昨日は久々に横浜まで出張った。電車に乗るのも久しぶりであり、昨年初春に「男はつらいよ50」をムービルまで観に行って以来であるからしておよそ1年ぶりではないかと思う。なので今年電車に乗るのも初めてだ。

その車内で携帯電話で小声ながら話し込んでいた初老の男性がいたのであるが、同じく初老のおっさんが彼に対して「ここは車内だ。電話しちゃいけないくらいのことがわからんのか!」と怒声で注意喚起をしていた。まあ電話している爺さんが悪いのであるが、なにもそこまで怒鳴る必要はなかろうと思い、たまにしか電車に乗らないのになんだかなあと思わされた。ああ不寛容である(-_-;)。

昨日の横浜行軍には目的がふたつあり、家内母方伯母のHちゃんが趣味でやっている色鉛筆画の画展が横浜そごうの9階にあるギャラリーで昨日まで開催されているとありそれをまずは観に行った。プロの色鉛筆絵描きの方々に習って作品を仕上げた生徒さんたちの展示会である。Hちゃんも上手に描いていたが、他の皆さんもお上手なのにうなった。写真を数枚撮ってきたものの名前が入っていたのでここでの掲載はやむなくご法度である。いい展示会であった。

もひとつはそごう美術館で今週末まで開催している再興第105回の院展である。これの開催を知らなかったので急ぎ行って観てきた。絵はがきを5枚買ってきた。

フォト フォト

今回はこれぞという僕のお気に入りの作品はあいにくなかったものの、久々の絵画鑑賞で心和んだ。こちらが今回の内閣総理大臣賞である。

フォト

インドだかの唯一神を具現化して描いたとあり壮観だ。こういう作品を観ると、ああやはり院展だなあと感じ入る。行けてというより、見逃さなくてよかった今回の院展であった。

せっかく出張ったので久々の外食をとることにしたものの、そこはそれ行き慣れているいつもの中華食堂にした。

フォト

本日の麺の味噌ラーメンと半チャーハンお新香付きで780円はこの一帯では最安値でありありがたい。のどがからからだったので瓶ビールもつけたのは家内には内緒である。
帰宅してひと仮眠摂ってから昨日もめぐみの入院先のセンターに行くと、こちらが僕を待ち受けていた。

フォト

書き消し自由のホワイトボードに書いてあるのはめぐみがひらがなで書いた自分の名前である。保育士のSさんがわざわざとっておいてくれたのであった。
めぐみが生を受けて実に9年7か月。ようやくひらがな名前のゆっくりであるが彼女の確実な成長に胸躍った。そして帰路の車中でレミオロメンの「3月9日」を聴いていたら涙が溢れて止まらなくなってしまった。このまま泣いていてはお迎え時にともみが驚いてしまうので涙を拭いてこらえたが、帰り際に園長先生と当時恵の担任であったM先生に出会ったのでスマホ撮影のこの写真をお見せした。

フォト

ようやくここまで成長しましたとお二方に伝えたところ、またも涙が溢れてしまい、おふたりの前で落涙してしまい驚かせることとなってしまい恥ずかしかった。僕や僕ら家族のことをよ〜く知っているおふたりなので僕の涙を含めて喜んでくれた。M先生などは僕の背中をさすってくれもしてありがたかった。

昨日はそんな3月9日であった。一昨日のともにの花束贈呈につづき、この日も忘れ難い日となった。やはり一曲こちらを。



2005年にフジテレビで放映された「1リットルの涙」ではレミオロメンのこの曲と「粉雪」が挿入歌でかけられていた。乙女の悲劇のこれを毎週観ては僕は落涙号泣したものだった。あの年は退職した後で病状もかんばしくなくよく泣いたものだった。そのたびに家内に肩を抱かれて「だいじょうぶ?」と訊かれたものだった。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する