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2021年03月07日14:18

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映画「ラーヤと龍の王国」



ストーリー
龍の王国“クマンドラ”ではかつて、聖なる龍に守られ人々は平和に暮らしていた。だが、邪悪な魔物が現れたことですべての龍が犠牲となり、人々は信じる心を失った。500年後、龍の石の守護者の娘・ラーヤは、世界を救う鍵となる“最後の龍”を探す旅に出る。

監督 ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ

映画館にて鑑賞。
ディズニーと言えば、恋愛または愛を絡んでくるが、本作は冒険ものだ。
なので、新しい息吹といった感じか。
若干、「モアナと伝説の海」と被らなくもないが、こちらは荒廃した世界が軸だ。

荒廃した世界を生き抜く独りぼっちのラーヤ。
彼女には使命があり、それに従って行動している。
凛々しくてカッコ良い正統派なヒロインだ。
彼女は幼い頃に友達だと信じて疑わなかった少女に裏切られ、人を信じなくなっている。
ある意味トラウマになっている、と言っても良い。
そんなラーヤが出会うのは、伝説の龍シス―。
シス―はどこか抜けているところがあるものの、純真無垢なところが魅力かな。
シスーのお陰で、ラーヤの凍った心が徐々に溶けていく過程が丁寧だった。

割と王道な冒険ものという感想を受けた。
テーマは「信じること」。
それが物語の鍵になっているところが良かったなぁ。
信じることから全ては始まる、中々深いテーマだ。

同時上映の短編は台詞がなくても、「あぁ、このキャラって大体こういう心情なのね」というのが伝わってきて、躍動感あふれる短編だった。
割と印象に残りやすかった。

何故集客率が見込めるのに、TOHOシネマズやら109シネマズでは公開されないのか不思議でならない。
劇場側のボイコットなのだろうか?と勘ぐってしまう。


おすすめ度 ☆☆☆☆☆
7 4

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