自殺した友人と 自殺しなかった私の違い
結論からいうと、
死んだら楽になれると思ったあと、
まあいったん時間を空ける事でその感情から距離を置いてみよう、
と、私は風呂に入って、ハーゲンダッツのクッキー&クリーム食べて、寝た。
友人は、死んだら楽になれると思ったあと、それを信じて実行した
友人が風呂場で手首を切って沈んでるとき、私はお気に入りの入浴剤をいれて風呂に入り、
友人が絶命したとき、私はハーゲンダッツのクッキー&クリームを美味しくいただき、
友人の恋人が変わり果てた姿の友人を発見したとき、私は布団の中でスヤスヤと寝ていた。
私と友人を分けたのは、絶望の中の希望を信じたか。信じなかったか。
私は毒親育ちで絶望に慣れていたので
ちょっとやそっとの生ぬるい絶望に足下をすくわれる事はなかった。
ちなみに友人は母親も自殺しており、そーいうのは遺伝するという考えもあるので
遺されたお兄さんが心配ではあるが、実際の所遺伝するのかというと、
「身内に既にやってるのがいると、自分がその世界へ飛び込むまでの距離がぐんと短くなる」
そんな諸々のひとつに自殺があるってだけ。
例 離婚・不倫・風俗・ドラッグ・タトゥー・ギャンブル・脱税・生活保護
これらを身内(特に親)がやってると子どももそっちへいきやすいってだけ。
呪いとかは関係ない。
ところで もぐらも遠い親戚(?)ぽいのが自殺してるが、
その死で学んだのは「他人の財産を盗ってはならない」ってこと。
遠い遠い親戚っぽい人は祖父ちゃんの継母の連れ子。
前妻の子だった祖父ちゃんは、後妻が連れてきた子が家を継ぐので家から追い出された。
丁稚奉公へ出て、迎えが来るのを待ってたら、祖父ちゃんは死んだことになってて、
自分が継ぐはずだった財産は全部後妻と連れ子のものになってた。
祖父ちゃんは字もろくに読めない状態で、屋敷を追い出されて底辺になった。
その後それなりに生きて結婚して子どもも生まれた。
で、胃がんで死んだ。
墓はうちの父が建てて今も拝んでる。
さて財産をぶんどった後妻の子ですが。
何の苦労もせずに得た屋敷の金を先物で全て失った。
妻子にも逃げられ、最後は入院中にアパートの大家に預けてた貯金を全部取られて、
首を吊って死んだ。
負け犬に転がり落ちたはずの男はそれなりに所帯を持ち墓を建てて貰い、
勝ち組に成り上がったはずの男は全てを失い自殺した
この事実、現実を、市役所からの電話から始まり諸々を経て知った私は、
真面目に生きよう。
と決めた。
以上。
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