中川晃教／加藤和樹／尾上右近／小柳ゆき
藤岡正明さんは喉の不調のため欠席で、4人となって、きっと急遽セトリとか段取りとか変わったんだろうなと思わせる雰囲気。ＭＣでも「本当は藤岡さんが歌う予定で・・・」「このＭＣは藤岡さんのパートで・・・」とか、色々名前が出てきていました。
いろんなミュージカルの曲を中心に、それぞれに演じたことのない役の曲もたくさん交えて、好きな曲もたくさん聴けて楽しかったです。コンサートホールってそんなに入ったことなくて、こういうコンサートで入るの初めてだったんですけど、基本クラシック向けで音の響きがめちゃくちゃ良いので、最初のうちは響きすぎて歌詞が全然耳に届かない感じでした。耳が慣れたか知ってる曲が増えてきたのか、はたまた調整したのか？途中からそんなに気にならなくなって良かったです。
緊急事態宣言下、あまり遅い時間になってはいけないとの配慮で、あっきーが「19時までに終わらせて皆さんを無事にお返ししないといけない」と言っていましたが、終演予定18:50と書いてあったのに大幅にオーバーしましたよね（想定内？）。あっきーをはじめ？ちゃんとトークをまとめきる人がいなくて、わりとグダグダになってるところもありましたけど、名古屋と言わずに愛知と言ってくれるあっきーは「岐阜も愛知！」とか謎発言もありましたけど(笑)。地元名古屋の和樹くんは、ちょっと名古屋弁イントネーションまぜてくれるのがなにげに楽しかったりして。コメダを「あいつら、帰ってくるたびに増えてる！」とか言ってたのが可笑しかったです。
アッキーの歌が素晴らしいのは分かってたけど、分かってても生で聴くとやっぱりすごいなあと思います。「スーパースター」を聴けたのは本当にうれしかった！以前、岩谷時子さんのメモリアルコンサート？をテレビでやってるので見たことあって、そのときにしびれるほどに衝撃的だったのを覚えていて、ほんと、かっこいい！しかし、コーラス部分まで自分で歌ってたのはちょっとびっくりしました。和樹くんと「フランケンシュタイン」の曲を入れ替えて歌うのは良かったです。ちょうど1年前くらいでしたね、これの名古屋公演。あれからすっかり世の中が変わってしまって、随分遠い日のことのよう。
和樹くんは「星よ」がとても素敵で、ジャベール見たい！！って思ってしまいました。「RENT」パートのレザーのジャケットがかっこよかった。「What You Own」は藤岡さんのかわりに急遽歌ったそうですが、雰囲気だけでも寄せようと思って、って謙虚なこと言ってたけど、歌もとっても素敵でした。
尾上右近くん、歌舞伎では見たことありますが、歌うのを生で見るのは初めて。やっぱり良い声してますね。「僕こそ音楽」はとても自由な雰囲気が彼らしくてとても良かったです。でも、元祖ヴォルフガングのあっきーの前で歌うってなかなか大変ですよね。和樹くんと一緒に歌った「What You Own」も「炎のなかで」もかっこよかったです。「スカーレット・ピンパーネル」の音楽はやっぱり素敵だなと改めて思いました。衣装が、和のデザインをあしらった丈の長いものでとっても素敵だな、と思っていたら、太ももの筋肉を隠すためのデザインって言っていて、伝統芸能の人の太ももって独特な発達のしかたしてますよね、なるほどー。
小柳ゆきさん、ヒット曲は知ってますけど、やっぱり歌声がパワフルで気持ち良いですね。あっきーがリクエストしたという「愛情」は、会場が一瞬でアリーナかライブハウスみたいなノリになって、さすがだなーと思いました。
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