メモだけしてて上げてませんでした・・・。
2021年最初の観劇。平日夜公演、緊急事態宣言下で20時以降の外出自粛とはいえ、それ以前に発売済公演はそのまま開催OKで、仕事終わりに向かうには開演早められては困ったところだったので良かったです。ひとつ空けの客席の雰囲気にもさすがにちょっと慣れてきたかな。
藤原竜也くんのIT社長、パワハラっぽいし、DVっぽいし、どうしようもない男って雰囲気がどんどん出てくるし、追い詰められて絶叫するあたりは、これぞ藤原竜也って壊れっぷり。
柄本明さんは、とにかく底知れなさを醸し出す雰囲気がすごい。最初のうちの気弱そうな老いた父みたいな風情から、息子との関係が次第にひっくり返っていくくだりとか、怖かった。
高杉真宙くんは、部下なんだけど、なにがどこまで妄想でどこまで現実なのかがちょっとふわっとしたとらえどころのなさ。しかし顔ちっちゃいな(笑)とこの面々の中だとちょっと思ってしまいました。竜也くんと柄本さんというめっちゃ濃い人たちの中でしっかり健闘してたなという印象。
佐久間由衣さんは紅一点で、よくとおるきれいな声が舞台全体のアクセントになっていて良い雰囲気でした。この妻も正直何考えてるんだかよくわからなくて、言ってしまえばもうみんな何考えてるのかわからない人たちの関係の中で展開する物語なので、とらえどころのなさというか、なんだか不安になる物語でした。
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