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2021年02月23日18:52

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麒麟がくる 総集編

週末に池端俊策さんのオンラインイベントがあるので、その予習を兼ねて観てみたのですが、やっぱり苦手だな……このドラマ。
観る人が観れば、面白いドラマなのかもしれませんが、ボクには無理でした。(^^;;

安っぽい理想主義者と安っぽい悪人ばかりで、どの登場人物にも、観ていて気持ちが入らなかったです。
ドラマでは「麒麟」とか「大きな国」というキーワードが何回も繰り返されるのですが、具体的なイメージとか計画立案が一切示されないので、情緒的な平和論と情緒的な好戦論が対立しているだけに見えちゃうんですよね。戦国社会の描き方として、それは安直すぎるような気がします。

終盤の、本能寺の変に至る展開は、それなりのドキドキ感はあったんですが、それでも、謀反の意味付けには牽強付会な印象が否めなくて……。最後のあたりは、川口春奈と門脇麦がマクベス夫人みたいに見えちゃいました。(^^)v

そもそもの問題として、本能寺の変に、忠臣蔵の討ち入りみたいなカタルシスを求めるのは難しいような気もします。基本的には交通事故みたいな事件だと思うので。

カタルシスという点では、松永久秀(吉田鋼太郎)の最期の方が何倍もインパクトがありました。
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