mixiユーザー(id:2116084)

2021年02月22日12:29

124 view

続 仮面ライダー秘話!

私が台本を書いた

【仮面ライダー50周年】あの人気アニメ歌手が主題歌デビューできた謎!?永遠のヒーローシリーズ【制作秘話・昭和ライダー】



https://www.youtube.com/watch?v=-pG07J8XkQs

前回の日記で秘話と言うよりはヨタ話集となってしまいましたが

自分勝手に好評だと思いこみ、出し忘れてたネタがまだあってしつこく披露します。



・藤浩一(子門真人)はレコーディング当日に聞かされるまで番組の主題歌だと知らず、
依頼を受けた時送られてきた歌詞を見てバイク関連のCMソングだと思っていた。


・主題歌の終わりに入る「仮面ライダー本郷猛は改造人間である・・・」のナレーションを書いたのは脚本家の市川森一
シナリオは一本のみだが企画会議に参画した市川森一氏は、当時ベトナム戦争が続いてて正義という言葉を使いたくないという思いから
「人間の自由を守るためショッカーと戦うのだ」という文章にした。

https://www.youtube.com/watch?v=cPC_G63PEhI&t=19s


・撮影中の事故で骨折、降板していた本郷猛役の藤岡弘は40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」でまだ完治しきってない状態で復帰
撮影中は足から血がにじみ痛みを必死にこらえていたという
初のダブルライダー共演となったこの回は1972年の元日に放送され他局の正月特番より視聴率を稼いだ。

フォト

フォト



・その第40話からレギュラー入りした高見エミリーはライダー出演直後17才で後に閣僚を歴任する鳩山邦夫議員夫人となる。
あるスタッフが当時ロケ現場に鳩山氏が高級車で高見エミリーを迎えにきてたと証言している。

フォト



・2号ライダー編の後半の回のロケで、宿泊先の旅館の温泉風呂に入った一文字隼人の佐々木剛、滝和也の千葉治郎や若いスタッフ達は
壁の隙間から女湯が見えると聞きみんなでのぞくが、入浴していた女性キャストやスタッフがこれに気づき大激怒
今すぐ帰るとまで言う女性キャスト達に対し一文字、滝や男性スタッフらはひたすらあやまり必死でなだめた。


・藤岡弘復帰後の新1号編で神戸六甲山のロケの回
ロープウェイで怪人と格闘し本郷猛が落とされるシーンの撮影で

落下する本郷猛は当然衣装を着せた人形なのだが、落とした人形が高い木の一番上の枝に引っかかってしまい、回収できずそのままにしてロケ隊は帰ってしまった。

後日地元の人が木の枝に人が引っかかってると通報したことで大騒ぎになり
呼び出されたスタッフはえらい怒られたうえ罰金を払わされた。

フォト



・地獄大使役の潮健児はライダー出演後も地獄大使でショーに出ていた。
あるショーで登場する時に
「皆の者、ワシはショッカーの大幹部、地獄大使だ。 ショッカーの高倉健と呼ばれておる」
と言うが会場は反応なし、楽屋でスタッフがひっくり返って笑い転げていた。
1部のショーが終わり楽屋に戻るとスタッフから
「潮さん、高倉健って言ったって今の子供達はわかりませんよ」と笑って言われ
2部のショーで
「ショッカーの野口五郎と呼ばれておる」と言って会場を爆笑させた。


・仮面ライダーV3と地獄大使でショーをやった時
前半後半と2回、V3登場するストーリーだったが、V3役の人が前半の登場だけで出番が終わったと勘違いし楽屋に戻り衣装を脱いで休んでしまう。

後半で風見志郎役の宮内洋が何度変身ポーズを決めてもV3が出てこない

焦った宮内洋は「勝負は預ける」と言って引っ込んでしまい

舞台に残された地獄大使は
「我々ショッカー軍団の勝利だ! 諸君、残念だったな」とアドリブをきかせ
笑いながら意気揚々と立ち去ってそのショーは終わった。

フォト

27 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する