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2021年02月21日11:06

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見つけた詩を残しておこうと

たまたま見つけた詩に、納得言ったので、しかし私は忘れがちになるからメモとして残しておきます。




あなたの子どもは」 カーリル・ギブラン(藤枝宏壽訳)

あなたの子どもはあなたの子どもではない。

子どもは「生命の渇望」の子どもである。

子どもはあなたを通ってくるのであって あなたからくるのではない。

子どもはあなたと共にあるが、子どもはあなたのものではない。


あなたは子どもに愛を与えることはできるが、考えを与えることはできない、

子どもは自分の考えをもっているのだから。

あなたは子どもの身体をわが家に宿すことはできるが、子どもの魂を宿すことはできない

子どもの魂は明日の家に住まうのだから、あなたが訪ねることも、夢見ることさえできない家に。


あなたは子どものようになろうと努めるのはよいが、子どもがあなたのようになるよう求めてはいけない、

いのちは後戻りするものではなく、昨日にとどまるものでもないのだから。

あなたは弓なのだ、

あなたの子どもたちが 生きた矢として放たれる弓なのだ。

弓の引き手は永久の行く手に的をさだめ、力をこめてあなたという弓をしぼる、

子どもという彼の矢が疾(と)く遠く飛ぶようにと。

あなたは彼の手に撓(たわ)められることを喜びなされ、

彼は飛びゆく彼の矢を愛するように、確かな弓をも愛するのだから。


と言う詩。
願わくば、切れない糸が張られた弓となれますように。
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