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2021年02月18日12:04

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マンモス全体で「毛が長くなった」のではない。「毛が長い」個体が生き残り、短い個体が寒さに負けて死に絶えた。

マンモスもコロナも人間も同じ。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」である。

最古のマンモスDNA解読=100万年以上前、シベリア凍土の歯―国際チーム
(時事通信社 - 02月18日 10:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6416837
 マンモスは約530万年前に、アフリカに生息するゾウの祖先と分かれたと推定される。ユーラシア大陸北部まで進出した結果、毛が長くなり、脂肪を蓄え、体温をうまく制御するようになったが、こうした寒冷地に適応した進化が予想以上に早く起きていたことが分かった。
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コロナウイルスも、変異する。
コロナ全体で「感染しやすいように変異する」のではない。
個別に、それぞれ、感染しやすい変異も起こる。感染しにくい変異も起こる。
感染しやすい個体が数を増やし、感染しにくい個体は負けて死に絶える。
結果的に「感染しやすいように変異した」かのように、見える、だけ。

マンモスも、個別に、それぞれ、毛の長い・脂肪を貯めやすい個体も生れる。毛の短い個体も、脂肪が貯まらない個体も生れる。
そして、寒い気候なら、毛の長い・脂肪を貯めやすい個体が有利になって生き残り子孫を増やす。他は子孫も増えない。

しかし暖かくなれば、毛の長い・脂肪を貯めやすい勝ち組個体は不利になり死に絶える。今度は脂肪が貯まらない負け組だった個体の天下が来る。

昔の人間は食えないから貧血で死ぬ。脂肪を貯めた個体が勝つ。
しかし、その資質が、食い物が豊富な今では、糖尿病になりやすくする。昔なら貧血になって不利な個体が糖尿病になりにくくて今や有利になる。

今はコロナで重症化しないタイプの人が、別の病気では重症化しやすいかもしれない。

花粉症の人がいる。癌になりやすい人もいる。今の環境では不利だ。しかし、環境が変われば、そっちが有利になる可能性もある。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」

ダーウィンは、自然は、遺伝子は、神は、個体それぞれの痛み・苦しみ・悲しみなんか無視である。運の悪い個体は「苦しみぬいて死ね」と命じる。

生物全体(の極々一部)が生き残れば、それが進化だ。それが科学だ。

運の悪かった負け組の死体の山は見て見ぬ振り。
神とは遺伝子とは鬼畜外道の悪魔なのである。


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