今年の冬の例年にない寒さも和らぎ、もうすぐ春という時に聴きたくなるのが
後期ドゥービーブラザーズ
私が中学生の頃、ウエストコーストロックの2大バンドのうちイーグルスは「ホテルカリフォルニア」が大ヒットして他の曲もラジオでかかってよく聴いたが
もうひとつのドゥービーは聴いたことがなく名前を聞いただけだった。
中3の春の頃、ラジオからWhat a Fool Believes(邦題「ある愚か者の場合」)という曲が流れて、温かみのある心地よいサウンドが印象的に残ったが
これがドゥービーの曲と聞いて、どこが? ギター入ってないじゃん?と思った。
https://www.youtube.com/watch?v=qKYQNtF11eg
ドゥービーご存じの方はご承知のとおり、前期のチャイナグローブやロングトレインランニンの頃は典型的なアメリカンロックだったが
ギターのトムジョンストンが脱退し、マイクマクドナルドが加入してからサウンドが一変する
前期ドゥービーファンからはあまり評判が良くない後期だが
私はWhat a Fool・・・を聴いてからこの後期にはまってしまい
Takin' It to the Streets以降4枚のアルバムは心地よいサウンドが印象的で今でも私にとって超名盤
問題はライブで前期の代表曲をやるとどうなるか?
1982年解散前の野外ライブ
https://www.youtube.com/watch?v=3LCB_RdfdXc&t=583s
要となるパットシモンズのギターが健在、これにマイクマクドナルドのキーボードがうまく調和して前期後期どちらの曲も絶妙のサウンドになっている
多分マイクマクドナルドは前期ドゥービーに敬意を持ってるのだろう
ただ既出のライブでは代表的な曲ばかりなのがちょっと不満だったが
最近こんなライブ音源を発掘
1979年2月、まさしくWhat a fool・・・がヒットしてた頃の日本公演
https://www.youtube.com/watch?v=mvYc5XrMkas
おそらくライン録音の当時海賊版で出た音源のようで
音質はちょっと悪いがボーカルや各楽器の音がハッキリ出ている
中々ライブで聴けなかった
It Keeps You Runnin’ (5:24あたりから)
Open Your Eyes (3:48あたりから)
You Made That Way (4:26あたりから)
といった曲がライブテイクで聴けるのも嬉しい
ログインしてコメントを確認・投稿する