自覚がない証拠

■公邸になぜ住まない？野田元首相が菅氏に「わがままだ」
(朝日新聞デジタル - 02月15日 13:25)
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首相官邸の横に首相公邸はあります。
官邸と公邸の行き来は、同じ家の中を移動するようなものです。

首相は公人であるが一人の人間でもあり、私生活もあります。
そこで生活の場として首相公邸が建てられたはずです。

公的な機関（例えば緊急対策本部）は官邸で作られます。
首相ならいついかなる時、何が起こってもすぐに行動しなければならない。
それには官邸すぐ横に建てられた公邸は、立地としては理にかなっています。

ところが菅義偉首相は公邸に住んでなく、未だに赤坂の議員宿舎で生活していると聞きます。
議員宿舎から首相官邸まではある程度時間がかかります。
空き家でも維持費が1億6千万円もかかっているそうです。
もったいない話です。

赤坂の議員宿舎で生活をしているのは、一説によると夫人に気を遣ってのことという話です。
夫人には気を遣うが、もしもの時のために作られた公邸に住まないということは、国民には気を遣っていないということになります。

以上の理由で、菅義偉氏には首相としての自覚がないと言わざるを得ません。


補足：
（前首相安倍晋三氏は、渋谷区富ヶ谷から通っていたそうです。
　母親の洋子氏や夫人の昭恵氏もそこで生活していたと聞きます。
　菅義偉氏よりなお自覚がなかったと言うことでしょう。
　桜を見る会で税金を使って有権者を買収という公私混同ぶりもこういうことからも納得です。）