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〜フィクションです〜
深夜、なにやら声が聞こえて
目が覚めた。
目の前に貴族のようなインド人が座っていて
私を見つめ こう語った。
インドのマハラジャ:「選挙不正!」
突然、暗転し 私は再び寝ていた。
そして また別の声が聞こえ始めた。
目が覚めると 今度は香港の学生が
座っていた。
そして
香港の学生:「選挙不正!」
暗転を繰り返して
なにやら怒り倒している囚人服の韓国女性が
韓国の囚人女性:「選挙不正」
もうパターンがわかるのだが暗転し
次は目の前に
アメリカ前大統領が座っていて
同じく、
アメリカ前大統領:「選挙不正」
次の目覚ましは
フィギュアスケーターらしき女性で
泣きながら片足をベットに乗せて、
トーニャハーディング:「選挙不正」
次にベラルーシと書かれたTシャツを着た
女性がヒステリックに......
ベラルーシ女性:「選挙不正!」
寝ているのか おきているのか
よくわからない状態なのだが
次は ミャンマーの軍人のような男が.....
ミャンマー軍人:「選挙不正」
もうないだろうと思っていたのだが
次に登場したのは
イタリアの政治家らしき人物
顔にモザイクがかかっている。
イタリアの顔なし政治家:「選挙不正」
そして
ついに本当に目が覚めた。
2階の部屋から降りて
リビングに向かうと 母からの
書き置きがあった。
母:「おじいちゃんがコロナ感染した」
テレビの音:
「オリンピック招致不正の疑惑が........」
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