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2021年01月30日13:34

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さようなら横綱栃ノ海

昨日、元第49代横綱栃ノ海関の訃報が伝えられました。
私は好角家の祖父の影響で幼少のころからの相撲好きでしたが、大鵬柏戸の全盛期に小兵ながら横綱になった栃ノ海関の大ファンでした。「巨人大鵬卵焼き」と言われた時代に私は「阪急栃ノ海卵焼き」と言っていました。体重は最高で110キロと、当時の力士としても小柄な方でしたが、しぶとい技能相撲で巨漢力士に立ち向かう姿が好きでした。横綱になってからけがに苦しみ、なりふり構わず、立ち合いの変化や低く潜り込む取り口からは必死さが伝わってきました。栃ノ海を応援したのは私が小学2年生から、引退する5年生にかけてのことでしたが、その雄姿は強く印象に残っています。7勝7敗で千秋楽を迎え、「(八百長ではなく)人情相撲で大鵬に勝ってかろうじて勝ち越した場所もありました。けれども、やはり、ケガには勝てず、28歳の若さで引退されたのはとても残念な出来事でした。その後、中立親方を経て春日野親方になり、春日野部屋を継承されました。晩年、現役時代を振り返り「辛いことしか覚えていないよ」と語られていたのが印象的です。

私にとっては半世紀以上前のヒーローのご逝去は悲しくて仕方がありません。
心からご冥福をお祈りいたします。


■元横綱栃ノ海の花田茂廣さん死去 82歳
(朝日新聞デジタル - 01月29日 11:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6393859

大相撲の元横綱栃ノ海、元春日野親方の花田茂廣さんが29日未明、誤嚥性肺炎のため82歳で亡くなった。日本相撲協会が発表した。青森県田舎館村生まれ。1955年秋場所に初土俵を踏んだ。60年春場所に新入幕、62年夏場所で初優勝を飾り、大関へ。64年初場所後に横綱に昇進した。


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