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2021年01月29日23:53

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新、真、神? ウルトラマン大地に立つ!

■『シン・ウルトラマン』特報映像解禁 斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴らの特別ビジュアルも
(ORICON NEWS - 2021年01月29日 09:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6393725

■斎藤工・長澤まさみ・有岡大貴ら「シン・ウルトラマン」特報映像&特別ビジュアル解禁
(モデルプレス - 2021年01月29日 10:35)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=6393797

■映画『シン・ウルトラマン』の特報映像に反応した海外ファンの声 「タイトルに“シン”ってつくやつは全部観るよ」「怪獣がエヴァンゲリオンの使徒に見える」
(ガジェット通信 - 2021年01月29日 13:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=6394032

■『シン・ウルトラマン』特報映像公開 主演・斎藤工のSNSに「待ってました」
(しらべぇ - 2021年01月29日 13:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6394064

 期待の声ももちろん大きいけれど、ネロンガとがボラのCGに不安感を覚えているファンも少なくない模様。……何なの、このキカイのような質感。熱帯魚みたいな色彩。ネロンガの口の中とか、トゲだらけで舌らしきものも見当たらないけれど、何をどう食料にしてるんだろうか。その硬質なデザインから、早くもファンの間では「使徒か?」なんて声も上がってるくらいで、怪獣つーよりまるで『マジンガーZ』の機械獣だ。もしかして、宇宙人が操るサイボーグ獣って設定なのか?
 本編映像ではリテイクされますようにっていう呟きも多いけれど、なんか「これでいい」で押し切られそうな懸念もあるよな。樋口監督、ただの不細工な大人に色塗って「巨人です」って言い張った前科があるものなあ…。

 キャッチコピーに、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」っていう、オリジナル『ウルトラマン』39話(最終回)のゾフィーの台詞が使われているから、全シリーズを一気に最後まで見せるつもりなんだなってコンセプトは理解できた。
 でもそうなると、時間的に全怪獣を登場させることはまず不可能。たくさん出しゃいいってもんじゃないことは、『怪獣総進撃』や『ゴジラ ファイナルウォーズ』の前例を観ても明らか。全プリキュアを無理やり出すようなもので、話がごちゃごちゃするだけなんだよな。顔見せ程度に秒殺される怪獣をゾロゾロ出したって、怪獣ファンは喜ばないのだよ。そのへんも失敗してるんじゃないかと心配になる。
 まあ、バルタン星人くらいは出してほしいと思ってはいるけれどね。『ウルトラマン』はシリーズ中でも屈指のデザインの怪獣が多いから、大方が割愛されるのは残念ではある。

 いや、ほかにも科特隊の制服がブレザーのみだったり(TVシリーズの時はたまにしか着てない)、メンバー五人のうち女性は一人だけだったのが今回は二人に増えてたり、ウルトラマンのカラータイマーを成田亨デザインに基づいてカットしたのはいいけれど、3分間の活動時間の設定はどうなるんだろうとか、変更点はかなりありそうなのである。
 それらが巧いこと機能してるのかどうかは、実際に観てみなければ分からない。
 
 これが庵野秀明が総監督を務めててくれてるなら、そんなに心配はしないで済むんだけどね。監督はあくまで樋口真嗣だから。はっきり言って、樋口監督の「傑作」ってのは、特技監督を務めた平成ガメラシリーズくらいしかない。特撮技術、映像センスには優れているけれども、映画を映画としてまとめる仕事は物凄く不得意なんだよね。単独で監督を務めると、『ローレライ』とか『日本沈没』とか『進撃の巨人』とか、ろくでもないのしか作れない。
 『シン・ゴジラ』の場合は、樋口監督は演出としての仕事を、庵野秀明によって実質奪取されて「好きにやられた」おかげで傑作になったのだ。今回、庵野監督はそこまで口出しはしてないみたいだしなあ。不安はどうしたって大きくならざるを得ないのである。

 『ウルトラマン』第1作の、続編ではない「リメイク」というのは、これまでにも何度か企画、製作されている。海外展開を図った1993年の『ウルトラマンパワード』がそうであったし、2004年にも『ULTRAMAN』のタイトルで劇場映画化されている(これがTVシリーズ『ウルトラマンネクサス』に続く)。
 しかしこれらはいずれも見事にコケた。特に後者は、コンセプト、プロットを一新させながら、お馴染みの怪獣が一体も出てこないという「分かってなさ」で、ファンの「コレジャナイ」感を増幅させるだけで終わってしまった。
 今回の予告編で、少なくとも旧怪獣の一部はちゃんと「出る」ことが分かって、『ULTRAMAN』の轍を踏む失敗は無さそうだけれども、過大な期待は禁物だとも思うのである。
 旧作から既に半世紀以上が経過している以上、ウルトラシリーズにも何らかのアップデートが必要であることは論を待たない。前シリーズ『ウルトラマンZ』は、令和の現代にマッチした新しいウルトラマン像を提示してくれた点は評価したいが、次なる一手をどうするか、やや手詰まり感を覚えずにはいられない点も感じていたのである。
 『シン・ゴジラ』がゴジラシリーズの「革命」であったように、『シン・ウルトラマン』にもまさに新世紀を代表する作品になってくれることを期待したいのだが――で、公開はいつなんだよ? 



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