mixiユーザー(id:4839490)

2021年01月22日09:29

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Kindleの不思議

実は、今年の抱負というか目標を早々に達成してしまった。それは、電子書籍を出版することだ。

昨年末に、なんとなく電子書籍を出してみようと思い立った。内容は、Mixiやブログで書いてきたようなこと。すでに4冊ほど出したが、まだ一冊も売れてはいない。

売れてはいないのだが、読まれていはいる。Kindleの読み放題プランに加入している人ならば、買わなくても読めるし、読まれれば私のところにも少しはお金が入る制度になっている。

さて、ここで大きな疑問が湧いた。

数学ができない人向けに書いた数学の本だけ、毎日一人二人には読まれているようだ。だが、その人たちは、一体どうやってその本の存在に気づいたのか。

私は全く宣伝をしていない。ただKindleで出版の手続きをとっただけ。Kindleの商品一覧にしか表示される理由がない。Kindle本なんて200万冊? ほどあるわけだから、私の本が画面に表示される確率は何%だ? しかも、人気作が優先的に表示されるはずだから、無名で一冊も売れてない本なんかは普通は表示されない。

という条件下にあって、どうして出版以来一週間ほど、毎日一人、二人の人に読まれるのか。同じ人が繰り返し読んでもカウントされないはずなので、別な人が読んでることになる。

「数学」で検索すると400ページ分のリストが出てくる。その中で30日以内に出版された本に限定して19ページ。

世の中には、定期的に「数学」で検索し、30日以内に出版されたものを確認する人がそんなにいるのだろうか。

リストで私の本を目にした人が、クリックして商品ページに進む割合
商品ページを目にした人が、ダウンロードして読み始める割合

は、いずれもせいぜい高く見積もっても10%程度ではないか。だとすると、リスト上で本を目にする人の総数は、日に100人〜200人ほどいることになってしまう。

定期的に数学関係の新刊をチェックする人が毎日100人いる? 「数学」で検索される本は、黙っていても一月後には3000人に存在を知ってもらえる?

いやぁ、そんな馬鹿な。自動的にそんなに多くの人に存在を知られるような事があるとは思えない。

10%という見積もりが間違っているのか、「数学」以上に検索されやすいワードがあるのか。あるいはそもそも、私が知らないルートで表示されるのか。

なんかよく分からないけど、私が予想したよりも読む人が多いのはありがたいことではある。このペースが数年継続してくれるととても助かる。他の本も読まれるようになると、もっと嬉しいんだが。
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