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2021年01月06日04:02

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人間違い〜ニッポン無責任野郎〜。

1月5日(火)。
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曇り空。
天気予報で「北風の寒太郎がやって来た」と言っていた。
唄にもあった気がするが寒太郎って言い方がいいな。

いつものスーパーのイートインスペースでお茶を飲んでいたら、高齢の御婦人がカートに身を預けて滑るようにやって来る。マスクをしているので全体は分からないが目は笑っている。
近くまで来て「〇〇さんじゃないですね、失礼しました。良く似ているものだから」と言って背中を向けた。

しばらくしてさっきより幾らか若い御婦人が笑いながら会釈して来る。
そしてやっぱり「〇〇さんかと思った」と自分のほっぺたをさすりながら「良く似ているんですよ」と言うではないか。
今回も人間違いだったらしい。

しかし一日に二度短時間に間違えられることがあるだろうか。
もうミステリーの世界だなあ。
自分に良く似た男が何処か知らない場所で殺人事件を起こして、やがて自分は容疑者として追われる。なんて。

そんなミステリーの話ではなく業界に入って仕事をし始めて直ぐの頃、
あまり売れてない若い女優さんがボクの顔を見て「〇〇さんに似ている」と言ってそれからボク達は仲良くなってその仕事の打ち上げの時、酔った勢いでキスをした。
その女優さんは引退しで今の消息は知らない。
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1/5
1月-2 ニッポン無責任野郎
1962年 東宝 86分。
脚本 田波靖男 松木ひろし
監督 古沢憲吾
出演 植木等 団令子 ハナ肇

【あらまし】

植木等がバイタリティ溢れる“無責任男”を演じるシリーズ最高傑作とも言われる“無責任”第2弾。失業中の源等(みなもとひとし・植木)のモットーは“無責任”。まんまと楽器会社に入社したが、そこは常務と専務が次期社長のイスを狙って丁々発止の派閥争いを繰り広げていた。等は、両陣営にいい顔をしながら天性のハッタリとオトボケで無責任ぶりを発揮しつつも出世していく。

寒くとも寒くなくとも何も考えずに笑える映画が一番。
植木等の朗々とした笑い声と笑顔がいい。
「スーダラ節」の作詞者は青島幸男で、植木等の演ずる平均(たいらひとし)は青島幸男だけでなくブレーンのみんなで作り上げたキャラクターだろうが、映画で脚本を担当した田波靖男他監督の古沢憲吾の功績も大きい。
もちろんそれを肉体化した植木等が一番だけれど。

今回、植木等の映画を比較的続けて見て思ったのは、松竹の寅さんと比べると人情に頼らないスカッとした喜劇だと言うこと。
「笑い」は難しい。
「笑い」だけを続けて行くと下らないと言われ、人情を絡めると涙が光り名作と言われるようになる。
イヤ、寅さんもいいけど植木等もいい。





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