今度は血液について少々考えてみる。
脳にとって血液はとても重要である、ほんのチョットでもその供給を滞らせてしまうと人間はあっという間に意識を失ってしまう。ほんのチョットである、少しでも長い時間になると脳は酷いダメージを受けてしまう。
つまり脳は健常に機能するためには常に新鮮な血液の供給を不断に必須とする。
で、思うのだけれども、脳のあらゆる活動(自律神経系はもとより、思考、自我の形成など)に血液は少なくとも脳内にいる間だけでも関わっているのではないか?脳内にいる間の血液は脳の一部と言っても良いと言うか血液が無ければ機能できない以上事実そうなのでは無いか?
だとすれば脳を出てきたばかりの血液(脳にとっての静脈血と言うことになる、のかな?)はもしかすると何らかの(思考も含めた)脳活動の影響を受けているのでは無いだろうか?
もし仮にそうだとするなら、内臓移植を受けた患者の趣味趣向がドナーのそれに大きく影響される場合があることも多いにうなずけると思うのだけれど・・・、
ただ、そういった影響という物があるとしたとしても、願わくばそのスケールが分子レベルまでにとどまって欲しいと思う次第である。
その景況が量子レベルであるとなった場合、いよいよ量子脳理論を強化してしまうことになるだろう、いや、別に量子脳やマイクロチューブルを否定するつもりも、その脳力も全くないのだけれども、頭の良くない僕には量子の世界はある意味何でもありな感じがして(自由度が高すぎて)最早現実を理解すると言うよりもファンタジックに感受する以外方法が無いような気がする。まぁ、そういうことにでもなってしまったら後は専門家にすっかりまかせて、他のことを考えることにすれば良いのだけれども、
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