正月のテレビの話

実家でのんびりしている。
テレビで池上彰が消費税を上げろと言っている。
池上彰は他人の取材成果をクレジット無しに自分の番組で使う人間であり、ジャーナリストの資格は無い。
そもそも消費税の税収分の7割が法人税の引き下げに使われてきた事を一切言わない。もっともそんな事を電波や紙面に載せたら厳しい税務調査が入るだろうけど。
経済対策が供給側(経団連)に偏りすぎなのだ。需要側(庶民の可処分所得)を手当てしないと景気が良くなるはずがない。結局企業団体献金という合法賄賂が政策を歪めているにすぎない。
参議院調査情報担当室のレポートでは、4年間毎月国民に10万円を給付した場合、インフレ率が日銀目標の2%に届かないという結果が出ている。昨年夏にクーラーを取り付けてもらった業者の人も給付金とリモートワークのおかげで今年は大忙しだと言っていた。圧倒的に需要が足りないのだ。