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2020年12月31日13:01

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小説「medium【メディウム】 霊媒探偵 城塚翡翠」相沢沙呼

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あらすじ
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性・城塚翡翠と出逢う。
彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。
しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。
一方、巷では姿なき連続殺人気が人々を脅かしていた。
一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。
だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

城塚翡翠がホームズ、推理作家の香月がワトソンという組み合わせが面白い!
翡翠、どんだけ魅力的な女性なんだよ、と読みながら思った。
誰しもが彼女の虜となったことだろう。
香月はそんな翡翠にドギマギしてしまう。
その気持ち、分かるなぁ〜。
そんな翡翠に殺人鬼の魔手が――!
この先からの展開が鮮やかでお見事――!
まさかまさかの彼女の秘密に、驚愕す――。
いやぁ、久方ぶりの再読であるが、本当良く出来たミステリだ。
これはミステリ愛読者ならば、気に入ることだろう。


おすすめ度 ☆☆☆☆☆
4 2

コメント

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