2020年12月28日 Bont Helix ｼｭｰｽﾞの熱成型を行ったので自分用備忘録として記載する｡
※万が一､この日誌を見てしまった方 実施は自己責任ですよ!!
もう1回っ!! 自己責任ですよおっ !!!! (笑)
当該ｼｭｰｽﾞは国内の店舗で購入した場合､成型費用を含めて7万程度かかってしまうが海外ｻｲﾄで購入し家庭用ｵｰﾌﾞﾝﾚﾝｼﾞを使用した場合上記の半額以下で可能となる｡
但し熱成型を失敗する恐れと通販購入でﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸｼｭｰｽﾞのｻｲｽﾞを間違えてしまった絶望を過去経験していた為なかなか踏み切れずにいた｡
しかし運よく会社の同僚より中古のｵｰﾌﾞﾝﾚﾝｼﾞを無料でｹﾞｯﾄした事､関連ﾌﾞﾛｸﾞを検索していくとかなりの人が自己流で行っており､方法もかなり具体的に記載されているなどの理由により今やるしかないしょ!!とっ｡
早速､海外ｻｲﾄを検索すると今回に関してはWiggleよりもCRCの方が年末年始のﾊﾞｳﾁｬｰがついている分お得と判明｡電光石火でﾎﾟﾁﾘ｡ｺﾛﾅ禍で物流が少ないのか､何とわずか4日で届いた｡ ｳｪﾙｶﾑ ｼﾞｬﾎﾟ〜ｵﾝ!!!!
●ｼｭｰｽﾞ購入費用 : ￥30600(←47％引)-￥2000(ﾊﾞｳﾁｬｰ)+￥2800(関税) = ￥31400(最終結果)
●ｼｭｰｽﾞ : Bont Helix ﾌﾞﾗｯｸ色 EU44ｻｲｽﾞ(275mm)
●中古ｵｰﾌﾞﾝﾚﾝｼﾞ : 2012年 東芝製 15L(中古ｻｲﾄで￥8000未満) ｵｰﾌﾞﾝ最低設定温度100℃ ちなみに店舗においてある業務用ｵｰﾌﾞﾝはMax80℃で￥46000程度で購入可能｡
●当方の足ｻｲｽﾞ : 愛用ﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸｼｭｰｽﾞはｼﾏﾉ43.5(ﾜｲﾄﾞ)と2012ｽﾍﾟｼｬS-WORKS43.5がｼﾞｬｽﾄ｡ ｽﾆｰｶｰ(adidas Nike)だと27.0�僂世�､足幅が3Eと4Eの中間位の幅広の足形｡
今回Helixは43.5の規格がない為44を購入した｡足指先はほんの少し余裕(微々たる感じ)
だが､幅はﾜｲﾄﾞﾓﾃﾞﾙではないので当方にとっては狭い｡おまけにｱｯﾊﾟｰ素材は固いので､あちこち内接して正直痛い｡ｵｰﾌﾞﾝ入れる前に､どこが当たるのか? しっかり記憶･記録しておこう!! というか､これが生命線｡
夏用･冬用ｿｯｸｽどちらで合わせるか?当方の場合､夏場は走行距離が50�劼垢�たあたりから脚(特に足指)が鬱血しｼｭｰｽﾞ内がﾊﾟﾝﾊﾟﾝになってしまう為､冬用ｿｯｸｽを選択した｡ちなみにｼｭｰｽﾞの熱成型自体は何度でも可能の様だ｡
●ｵｰﾌﾞﾝへのｾｯﾃｲﾝｸﾞ : 15Lｻｲｽﾞは国内ではほぼ最小ｸﾗｽの製品｡44ｻｲｽﾞのｼｭｰｽﾞだと対角に配置すれば余裕で入る｡5�冂�余裕があるので同社Max48ｻｲｽﾞ(305mm)でもｵｰﾌﾞﾝの内壁には当たらないが､対角配置は回転できない｡よって回転皿は取るのだが､回転軸高さ1�僂�邪魔になる為￥100ｼｮｯﾌﾟでｽﾃﾝﾚｽ製 ﾊｰﾄ型ｸｯｷｰ型抜き(高さ2�僂猟貍紊�)にて対応した｡これだとｵｰﾌﾞﾝの内部の上側にある熱源(ﾄｰｽﾀｰとか電気ﾋｰﾀｰとかでよく見るやつ)からも距離を確保(7�冂�度)できるため焦がすﾘｽｸを減らすことができる｡ｸｯｷｰの型抜きは他にも円形･星型などがあるが作業の無事を祈ってﾊｰﾄ型であることが望ましい｡(民明書房より)
●いよいよ熱成型(温度･時間はいろいろなﾌﾞﾛｸﾞを参照し､自己流でまとめ)
Helixのｲﾝﾅｰｿｰﾙは同社ﾍﾞｲﾊﾟｰSとは異なり､熱成型不可(っぽい??)為､外してｵｰﾌﾞﾝ開始｡設定温度は結果的に100℃では不足と感じ110℃で行った｡低温度の為､熱源は20秒程し か熱くならず以後はそのまま余熱の感じのままﾁｰﾝ(終了)｡心配した焦付きはまず起こりえない｡軍手は使用したが取り出して1分後は素手でも全然OKだった｡つまり思った程熱くない｡当然ｿｯｸｽは､はいたままの状態でﾁｰﾝを待とう｡ｼｭｰｽﾞのﾀﾞｲﾔﾙﾜｲﾔｰは熱源接触防止の為にも巻取り後ｺﾝﾊﾟｸﾄな状態で投入した方がよさそうだ｡
1回目 : 6分(110℃) + 1分扉閉じたまま休憩 + 6分(110℃) で取出し､ｲﾝﾅｰｿｰﾙを戻し履いてみた｡冬用ｿｯｸｽだった事もあり､それ程熱くはない｡
ｱｯﾊﾟｰは熱で柔らかくなり足形になじみやすくはなっているが､部分的な違和感(当方の場合､親指付根･小指側の足側面が窮屈)があった為､ﾊﾌﾞﾗｼの柄の部分でｼｭｰｽﾞの内側から強制的にｸﾞﾘｸﾞﾘ押広げた｡急速に冷めて固くなって来るため実質2分程が勝負ﾀｲﾑ｡
2回目 : 6分(110℃) で取り出し履いてみた｡
前回不十分だった箇所を重点的にﾊﾌﾞﾗｼで再調整｡うまくいった｡
3回目 : 6分(110℃) で取り出し履いた｡
最終は履いたまま20分程度放置｡逆側のｼｭｰｽﾞをｵｰﾌﾞﾝに入れる｡(くどいがｿｰﾙは外せ!!)
冷めたら､このｼｭｰｽﾞやっぱり硬いねｴ〜｡木靴までとはいかないが､なかなかの硬さ｡
熱成型作業は今後何度も行う事は無いと思う(ｸﾘｰﾄ脱着がめんど臭い等)し､上記の通り硬いためｼｪｲｸﾀﾞｳﾝ前のﾌｨｯﾄ調整はより入念に行うべきだと感じた｡走行ｲﾝﾌﾟﾚは後日､気が向いた時でも｡
●補足
当方これまではｿｰﾙｽﾀｰのｶｰﾎﾞﾝｿｰﾙを使用していた｡試しにこのHelixに装着し履いてみるとｱｯﾊﾟｰ(甲部分)が超ﾊﾟｯﾂﾝﾊﾟｯﾂﾝだった｡ｿｰﾙｽﾀｰ自体が立体成形の為､内部かさが増すのが原因の様だ｡しかもｿｰﾙのはまり込みがものすごく､取り出すのもひと苦労｡ﾀｲﾔﾚﾊﾞｰを使って何とか救出した｡
両者の相性は相当悪い様だ｡(個人評)
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