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2020年12月18日10:31

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『ニューヨーク 親切なロシア料理店』感想

〜「17歳の肖像」「ワン・デイ 23年のラブストーリー」を手がけたデンマーク出身の女性監督ロネ・シェルフィグが、老舗料理店に集った人びとの交流を描いた人間ドラマ。ニューヨーク・マンハッタンの地で創業100年を超える老舗ロシア料理店「ウィンター・パレス」。かつての名店も、今では料理もひどい、ただ古いだけの店になっていた。さらに、店を立て直すためにマネージャーとして雇われた刑務所を出たばかりのマーク、仕事ばかりで他人のためだけに生きる変わり者の常連客アリスと、店に集まるのはクセのある人びとばかり。そんな店に2人の子どもを抱えたクララが飛び込んでくる。無一文の彼女は、ある事情で夫から逃げてきたというが……〜<映画.comさんより>

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ロネ・シェルフィグ監督作品とは『幸せになるためにイタリア語講座』からのおつきあい。
(内容をちゃんと覚えているかは、聞かないで〜あせあせ
それ以降も良作を続々と作られていたゆえ(一番最近では『人生はシネマティック!』が面白かった)、今作も期待してたんです。
ところが、ところが・・・う〜む、やや残念な出来でした。

出だしは、ミステリアスでなかなか良かったんだけど・・・。

物語&人物像が薄っぺらい。
物語については、細々としたエピソードが、まだまだ練り上げられるのでは?と思わされた。
人物像については、立体的になっているのはクララぐらいで、他の登場人物に関しては、あまり背景がない。
意図的なのかもしれないけれど、核すらしっかりしてなかった感。

クララのあちこちでの万引きの後始末は?
こういうのが気にならない作品もあるんだけど、今作のテーマがテーマゆえに、ずっと後を引いた。
万引きした食料の袋を、図書館(?)の机に置きっぱなしにする場面も、消化不足。

省略があちこちにあったんだけど、それらは効果的なものじゃなく、逆に説明不足で、作品にボコボコ穴を開けていた。

あと、ロシア料理店なのに、ロシア料理がそんなに見えなかったよね。
ティモフェイ(ビル・ナイ)オススメはいつもあったけど!?

各俳優についてバッド(下向き矢印)
・ケイレブくんは、相変わらず、めっちゃ異色で、最高な存在感ぴかぴか(新しい)
・『バトル・オブ・セクシーズ』で私を魅了したアンドレア・ライズボローは好演。
・ゾーイ・カザンもまずまず。子役2人も上手かった。
・タハール・ラヒムとビル・ナイの使われ方がモッタイナイ・・・。

予告編バッド(下向き矢印)
https://youtu.be/29OB3nvMLFI

ちゃんと観ていたと思うんですが・・・全く難しい作品じゃないんですが・・・どうにも、しっかり&すっきり理解できなかったという不思議な作品(^-^;
多分、自分の心が中に深く入って行かなかったからだと。う〜む。3つ☆
5 10

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