☆12月３週分（その２）

☆今週の重賞☆
今週は２歳戦の牡馬。
朝日杯フューチュリティーＳ＜Ｇ１＞（芝千六）は、重賞勝ち馬の３頭が人気の中心となりそうです。
レッドベルオーブは、２走連続でレコードＶ。新馬戦は取りこぼしてしまいましたが、デビュー前からの評判馬がその通りの活躍を見せています。Ｓ・Ｈペースのどちらの方がベターかがポイントとなりそうです。
ステラヴェローチェは、「不良」のサウジアラビアＲＣを勝利。新馬戦も「稍重」でした。良好な馬場レベルでどこまで時計を詰めることが出来るのかがポイントとなります。これは先週のインフィナイトと同様のニュアンスです。横山典騎手が絶賛する素質が楽しみです。
モントライゼは、千二で３戦した後に千四に距離が延びた前走の京王杯２歳Ｓで重賞初制覇を飾りました。レース後のルメール騎手からは『もう少し距離は長くなっても大丈夫だと思う。』というコメントがありました。ここでも楽しみが持てます。
ショックアクションは、新潟２歳Ｓ勝ち。直線の長いコースで実績を積んできたところは好感が持てます。新馬戦は阪神での凡走ですが、それだけではコース相性に対してはまだ何とも言い切れません。直線の急坂をこなすことが出来れば。
ホウオウアマゾンは、前走のデイリー杯２歳Ｓでレッドベルオーブに僅かにアタマ差。再戦する資格は十分にあります。先行力もありますが、瞬発力もあります。道中のペースがもっと上がった際にどのようなパフォーマンスを見せるのかが楽しみです。
アスコルターレ、カイザーノヴァ、グレナディアーズ、ジュンブルースカイ、スーパーホープ、テーオーダヴィンチ、ドゥラモンド、バスラットレオン、ブルースピリット、ロードマックスあたりの食い込みに魅力を感じています。

ターコイズＳ＜Ｇ３〜牝馬限定ハンデ〜＞（芝千六）は、中山牝馬Ｓ・愛知杯と年に３レースしかない貴重な牝馬のみのハンデ重賞です。
トロワゼトワルは、この舞台の京成杯オータムＨを連覇。時計を要する馬場レベルでも結果を出した点は高評価に値します。今回はトップハンデを背負わされるだけに、その斤量が課題となります。
スマイルカナは、その今年の京成杯オータムＨでは、トロワゼトワルから僅かにハナ差。それを含めて、中山千六には２−１−０−０という良績があります。２走前の富士Ｓで競り合ってしまったシーズンズギフトが今回も出走してきます。同様の形にならなければ。
ランブリングアレーは、二千から千八への距離短縮がプラス材料として働いたと見える前走のカシオペアＳの勝利でした。0.1秒退けたボッケリーニは先週の中日新聞杯を勝利しています。千六がどうかという懸念がありますが、長くなくよりは良いのは確かでしょう。
以下、前走のポートアイランドＳで初めてこの千六の距離で結果を出したドナウデルタ。直線の長い広いコースの方がベターに映るだけに、中山への対応が鍵となるアンドラステあたりが人気となりそうです。
インターミッション、クリスティ、サンクテュエール、シャインガーネット、シーズンズギフト、ビッククインバイオ、フェアリーポルカ、モルフェオルフェあたりの食い込みに期待しています。

日本海側は大雪となっているように、先週よりもグッと気温が下がり本格的な冬がやってきましたが、競馬が行われる阪神・中山・中京は週末まで晴天が保ちそうです。最終結論をどうぞお楽しみに！！



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