2020年の漢字は「密」

2020年今年の漢字は「密」に決まる　過去25年間分も解説【1995年〜2019年】
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毎年恒例で、公益財団法人日本漢字能力検定協会が葉書やウェブでの公募で選定する2020年の「今年の漢字（R）」に「密」が選ばれ、14日、京都市東山区の清水寺で、森清範（せいはん）貫主が広島産の熊野筆で特大の和紙に、1位となった「密」の漢字を力強く揮毫（きごう＝毛筆で文字や文章を書くこと）しました｡「今年の漢字」は今年で26回目となり、漢字一文字に込められた意味合いの奥深さを理解してもらうために行われています。

「密」が選ばれた理由としては、世界中が新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、3「密」という言葉が提唱され、生活・行動様式が「密」にならないように人々が意識し続けたことだけでなく、政治判断が「密」室で行われたことや芸能界での「密」会報道などでも使われたことが背景です。

私としては、「密」の他にも、「禍」や「粛」もありかなとは思っていましたが、「禍」は2位、「粛」は11位でした。「禍」はいうまでもなくコロナ「禍」が世界中に蔓延し、生活や経済活動に多大な影響が出たこと、「粛」は新型コロナの余波で、各種イベントなどの自「粛」が相次いだことが背景です。

来年の「今年の漢字」には何が選ばれるのか、私も楽しみにしております。