まずは、
自分の現実をまじめに考える人。
a「いつ潰れるかわからないような会社だから、相手の女性に迷惑かけるから…」
b「私も40.男の人は若い子が好きだろうから…」
こういう話を何度聞いたことか。そういう人に限って、条件がいいです。前者は東大卒。社会性などを総合的に考えて、会社がつぶれても、何とかなりそうな人。
後者は確かに熟女ですが、教養がある美人で、おまけに自立しています。
それとは逆のパターンの人がいます。
思い出すにも不愉快なのは、
ある非常にお勧めの男性との見合い話を持って行ったとき、電話口で、
c「やっちゃん、私は、まず清潔感はある人じゃないとダメなの。それから…それから…」と機関銃のように話し、遮るのに大変だった、大学時代の女性の友達。
彼女が、後日、「〇〇君、まだ独身なんだって〜 紹介してよ…」といってきたとき、さすがにこの時のことをいいました。そして、昼時だったので一計を案じました。
「こないだは、本当に頭に来たぞ。あまりにも、身勝手だ。なんでお前のためにオレが奔走しなければならないんだ。そんなに大きなことを言わないから、デニーズでハンバーグ定食でもおごって御願いせよ」といいました。
彼女は話が分かる人なので、「ゴメン」と謝罪しました。
どうなったかとおもいますか?
彼女は、ハンバーグ定食をおごりませんでした。
やっぱりね。
つまりは、自分に奉仕するのが当然だと思っているのです。無意識のうちに自分の条件がいいから、喜んで紹介してくれる。だから、「何で私がハンバーグおごらないといけないの…」と思ったのでしょう。
誰も自分の顔に似た人は美しいと思う傾向があります。自分の条件がいいという無意識な優越感が何かの拍子に出るのでしょうね。
こういう事例から考えると、婚活がうまくいかないのは、人間関係だと思います。どういう人間関係かというと、取引を円滑に進めるための儀礼と常識でしょう。
団地に何かを売りに行くとします。
ドアのところで土下座して「奥様、なにとぞ買ってくださいまし」というのもおかしいし、傲慢な態度で「買うんでしょうね、お宅。」と腕組みするのも、当然、よくありません。
だから、
abのように、不必要に自己卑下するのもまずいですし、cは論外です。
よく考えてみれば、結婚とは、人間関係です。人間関係は、顔やスタイルや色気や地位や金銭や学歴や教養ではありません。
この話のミソは、
自分を好きになりそうな人を、顔立ちやスタイルではなく、メンタルな面で選別しているところです。
お互いにそういう相手であれば、委縮することも引くこともなければ、高飛車に出ることもないでしょう。
これぞ、初対面の人間関係を左右する重大なfactorです。
しかも、現在では衰弱していることです(「上から目線」という流行語があるのはよくわかります。人が黙っていると、一時間でも二時間でも自慢する変なのが増えました。なぜでしょう。放射能かなんかでしょうか。異様です。)
AI云々というよりも、ここがポイントでしょうね。
■国も後押しする「AI婚活」 「条件とは合わない人」が選ばれるのに成功率が高い理由は?
(AERA dot. - 12月13日 11:35)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6341124
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