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2020年12月13日19:49

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【食】早速賞味、松屋のビーフシチュー!

「牛めしの松屋」と初めて出会ったのは、大学1年のころ。田舎から出てきたばかりの小僧っ子だった私は、牛丼チェーンなるものの存在そのものを初めて知ってカルチャーショックを受け、それから各地の店舗に出入りするようになって、気が付けば早30年 (笑)

自分の中に定着している松屋の献立と言えば、牛めし、カレー、各種焼肉定食(初期の頃には確か、牛、豚、鶏の3種が存在していた)、そして午前中だけ楽しめる「朝定食」、だいたいそんなところ。
価格帯は朝定食の300円台から始まって、最もベーシックな牛めし(並盛り)の400円、そして高いものでもせいぜい650円止まり。懐に優しくて、そこそこ美味しくて、空腹もまあまあ満たされる松屋の食事は、貧乏学生の私にとっては強い強い味方だった。

「選べる美味しさ、松屋」なんてキャッチコピーの通りに、品数の豊富さこそが松屋のセールスポイントと言われ、季節限定メニューを含めて、次々と新商品を推しだしてくるのを、何気にチェックするように・・・

大学を卒業して会社勤めを始めるようになっても、結婚してカミサンから小遣いをもらってやりくりするようになっても、懲りずに松屋に通い詰めるように (笑)

その間、BSE問題が発生し、店頭から牛肉が忽然と消滅、牛丼チェーンにとってはまさしく氷河期と云うべき時代も、松屋は力強く乗り越えてきた。
更には、度重なる経済危機の中で、少しでも消費者に優しい価格にと、牛めし並盛りがギリギリ極限の290円に下がったのは、衝撃的だった。あの瞬間を経て松屋の更なる虜になったのは、恐らく私だけではあるまい (笑)

しかし、いつの頃からだろうか?800円を超える高価格メニューが台頭するようになったのは??
草創期の牛丼チェーンでは絶対に見ることの出来なかった、明らかにカラーの異なるメニューは、松屋フーズが新たな客層の獲得に本腰を上げ始めた、その証と言えるのではないか?

そうして、極めつけ (笑) が、この度登場した「ビーフシチュー」である(ΦωΦ)

「松屋なんだから牛めしでいいじゃないか!」と、半ば意固地になって (笑)、これらの高価格メニューには見向きもしなかった私も、このビーフシチューの前では、情けなくも無力であった (爆笑)

券売機に千円札を投じる瞬間には、さすがに手が震えた (笑)(笑)
今までは必ず4枚枚5枚の100円硬貨が戻ってくるはずのところ、今日に限っては、戻ってくるのは1枚だけ (笑)

待つこと数分、無愛想な店員さんが、湯気の立ちのぼるお盆を持ってやってきた!!さあいよいよ、緊張の対面!!

フォト


予想以上にサラッとした雰囲気のデミグラスソース、その中でこれでもかと存在を主張するかの如く、深皿の中で鎮座しているのは、牛めしの丼の上でご飯を覆い隠している細切れの肉とは、明らかに別物!!
スプーンをあてがえば、それだけでホロホロとくずれてしまうほどの柔らかさ!口の中に運べば、咀嚼を繰り返すまでもなく、肉の線維がバラバラに、脂身の甘みが鼻腔に広がる瞬間がこの上ない快感!!
小さなジャガイモとマッシュルームも、軽いアクセントとなって、飽きさせないグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

そして・・・

フォト


ビーフシチューの固定観念を覆すべく、待ち構えていたのが、半熟状態のゆで卵!!
切り開けば流れ出てくる液状の黄身が、デミグラスソースと絶妙に調和し、これら二者の融合がご飯と合わされば、旨み成分は無限大に増幅するのだぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

口の中が少しコッテリしてくると、味噌汁を一口啜れば、またビーフシチューが欲しくなる不思議表情(嬉しい)

従来の松屋ブランドに新たなる境地を開拓するのに貢献しているであろう高価格メニュー・・・ビーフシチューは、まさにその決定打となって客層の拡大に貢献しゆくことは間違いなかろうと確信!!

草創期の松屋を知る人間にとっては「型破り」と言っても過言ではなかろうビーフシチュー。松屋らしからぬ880円という価格は、いざ賞味してみれば、むしろ安すぎると実感して止まないぴかぴか(新しい)表情(嬉しい)ぴかぴか(新しい)表情(嬉しい)

通い慣れた松屋のカウンターテーブルで、初めて味わった「ささやかな高級感」、至福のひとときを味わわせて頂いたほっとした顔

■松屋「ビーフシチュー定食」12.8発売! とろっとろの牛肉がごろっごろ
(クランクイン!トレンド - 12月06日 13:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=263&from=diary&id=6332930
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