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2020年12月10日08:11

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これはひどい。旭川市、旭川医大。自衛隊が最終手段であるという意味。

■自衛隊は最終手段 旭川の危機、全国どこでも 医師会長
(朝日新聞デジタル - 12月09日 19:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6336869

旭川の問題は、こういう問題であるようです。

1 吉田病院という大型の病院(263棟。多くの診療科の臨床研修先に指定されている)で、クラスタ―が発生した。

2 旭川医大が吉田病院に派遣していた医師を、全部引き上げた。(派遣されていた医師が自分の意志で退職したのではない。旭川医大の指示で退職した)

3 吉田病院の自衛隊派遣要請を、市と道は即座に断った。

4 道が市に対し「やはり、自衛隊を要請しよう」と言ったら、市は断った。(普通に考えて、吉田病院に対する、仕返しではないか)

…法的にはともかくも、
この話が事実ならば(というより、今のところ旭川市も旭川医大も否定していません)、
旭川市、旭川医大は人殺しです。

こんな程度の自治体が、コロナを取り仕切り、
こんな程度の医大が特定機能病院です。

何よりも、こういう事態を織り込んで対策を練って来なかった行政の責任です。
たとえば、旭川医大としては、クラスタ―を派遣の医師がもらってきたら、自分の病院まで潰れると考えていたのでしょう。要するに、自分のことしか考えていないのです。
そういうエゴイズムを調整するためにこそ「公」があるわけですし、そこに、市や道、厚生労働省などの存在意義があるわけです。

やむを得ないなどという意見がありますが、到底、首肯できない考え方です。
公立の特定機能病院がこれでは、私らは何のために納税しているのでしょうか。
自衛隊が看護官を送ったということは、市や道、厚生労働省では対応できなかったということに他なりません。

呼吸器の伝染病は、新型コロナでなくても、SARSなど、普段から想定できる病気です。いつ何時、ウィルス性の新型伝染病が発生しないとは限りません。ここ十年程度でも多くの実例があります。
想定外という言葉は許されず、
普段から対策を考えておかなければいけません。

「流行が自分の病院に降りかからないように、他の病院に援助を止める。今まで派遣していた医師も即刻引き上げる」これが、対策と言えるでしょうか。

下の吉田病院のHPが述べている通り、まさに「非道」です。


資料 消された吉田病院のHPの魚拓です

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新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ(第19報)

本件クラスターについては、感染症指定医療機関でなく防護資材・設備に制約のある当院にとっては、独力での対応が困難であることが当初より明らかであったため、関係機関と協議・調整を図りつつ、これまで対応を進めて参りました。その過程において、様々な不条理や疑問を感じるところもございましたので、その概略についてここに明らかにしておきたいと思います。

1. 旭川市保健所について

吉田病院においては、11月6日(金)にコロナ陽性患者が発見され、同日直ちに保健に報告して協議に入り、その方針指示に全て従う形で全力で対応してまいりました。とりわけ、感染患者の処置を行いつつ通常の医療・看護業務を行うことは極めて困難であるため、感染者の他病院への転院調整、について保健所に強く要請を続けてまいりましたが、結果的にそれはかなわず、多くの患者が院内にとどめ置かれることとなり、クラスターの拡大を招く結果となりました。転院調整が遅々として進まなかった理由はいったい何であったのか? また、その中にあって指示された感染対策は、それぞれ適切なものだったのでしょうか?

2. 旭川市役所について

コロナウイルスの感染ならびに風評被害によって勤務困難となった医療従事者が多数発生し、「医療崩壊」とも言うべき状況となってしまったことから、旭川市に対してはこれを「災害」と認定して、自衛隊看護師の派遣、感染予防具の供給、等を道に依頼して欲しいとの要請を行いました。しかしながら西川市長からは「公共性」「非代替性」を満たさないとの理由から即座に却下され、ここでも対応が遅れる事態となり、その後の更なる感染拡大を招く事態となりました。地域住民の健康と生命が脅かされる今般の事態において、クラスター拡大を抑えることが「公共性」を欠いていると判断した理由は何だったのでしょう? また、「代替」する解決方法としては具体的にどのような手段をお考えだったのでしょう?

3. 旭川医大病院について

前述の転院調整が進まなかった理由のひとつに、旭川医大病院による感染患者の受入拒否方針がありました。同院は「地域医療の最後の砦」であることを理由にあげていますが、この建前を言葉通りに受け取るわけにはまいりません。なぜなら、クラスター発生と同時に、それまで当院に派遣していた非常勤医を、自己都合でいっせいに引き上げるという措置を取ったからです。感染と風評被害によって、ただでさえスタッフが急減に不足している医療現場において、そのような非道な措置をとることは、すなわち「医療崩壊」の引き金を自ら引くことにほかなりません。

「地域医療の最後の砦」において、このような信じがたい意思決定がなされた理由はどういったものだったのでしょうか?
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