11月29日に行われたスーパーGT最終戦富士300キロ。
レースはKeeperスープラがリードをして最終コーナーを立ち上がって
さあ最後の直線で突然のスローダウン。後ろを走っていたRAYBRIG・NSX-GTが
交わして大逆転でシリーズチャンピオン。そして今回がRAYBRIGブランドとしては
最後のレースということで有終の美を飾った。
その大逆転、実況席ではどう伝えていたのだろうか。
(ともにスーパーGT公式YouTubeチャンネルより)
まずはBSスカパー&ケーブルTVでのバージョン。
(解説:光貞秀俊さん、実況:サッシャさん)
ファイナルラップに入りサッシャさんが今日のレースを振り返り、解説の光貞さんが
「完璧な走りでしたね」とKeeperを讃えたが、最後の直線で状況が一変。
光貞さんは言葉を失い、サッシャさんは今まで聴いたことがないような声で
絶叫していた。
続いて場内実況バージョン。
(実況:ピエール北川さん)
鈴鹿8耐やF1などモータースポーツの実況は見事なものがあるピエールさん。
しかし今回最終コーナーからのシーン、「あ〜やばい〜!!」から一気に絶叫。
そして最後はある意味壊れたかのような感じの実況だった。
「何というレースだ・・・」と力尽きるような言葉、
そして優勝したRAYBRIGの牧野選手が泣いているシーンで
「ファンの皆さん、これが、これが今のスーパーGTです」
という言葉が重く感じた。
今年のスーパーGTはまさかの展開で幕を閉じたが、来年どのような
ドラマが生まれるか、楽しみは尽きない・・・。
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