mixiユーザー(id:42625996)
2020年12月07日06:53
158 view
記憶のグルメ�づ銚禳遒里修凌�
12月6日(日)。
自分の生まれ故郷に帰った時に東京から来ていた年上のお姉さん達と友達になった。
https:/
東京に戻ってからもそのお姉さん達と連絡を取り合い良く遊んだ。
お姉さん達の一人Mさんが東横線の学芸大学に住んでいて自分は目黒だったので、待ち合わせの場所は自然に渋谷になった。
新宿きくやも行ったけれど、記憶にあるのは渋谷田吾作。
渋谷駅から道玄坂をゆっくり上がると右側に百軒店と呼ばれる猥雑な路地があり入ってすぐ右にその焼き鳥屋はあった。
誰が最初にその店を見つけたのか忘れた。
でも、呑むメンバーが変わってもボクとMさんは変わらずに何年も通った。
ボクはここで冷酒と焼き鳥か焼きトンか今となっては曖昧だが、カシラを頼んでまず呑み始める。
可愛いカシラ5本で100円。美味しいんだ。
酒が進んで話題が盛り上がり笑顔が開く。
多い時は女の子、男合わせて10人ぐらいの団体になっただろうか。
入って直ぐのところ、焼き鳥を焼いてる姿と匂いと煙が分かる様に焼き台は道路に面していて、そこではボクより少し年上のお兄さんが注文を受けると黙々と手際よく串をひっくり返して焼き鳥を焼いていた。
Mさんが結婚して一緒に呑んでいた仲間たちとも疎遠になり、もう田吾作に足が遠のいてしばらく経ってから一人で扉を開けた。
焼き台ではあのお兄さんが焼き鳥を焼いていた。
ボクは昔と同じようにカシラと酒を頼んでから初めてお兄さんに声をかけた。
いつも黙々と焼いていたお兄さんは笑うと若かった。
お兄さんと思っていたその人は実はボクと同い年だった。
その人はこう言った。
〜羨ましかったですよ、いつもいつも楽しそうだったから〜
そうか、働く人と遊ぶ人たち。
その人は同年代のボク達を羨ましいと思いながら黙々と働いていたんだな。
道玄坂の田吾作は数年前に無くなって、恵比寿の本店に統合された。
恵比寿に行って見るとその人はニコッと笑ってから相変わらず黙々と焼き鳥を焼いていた。
自分の生まれ故郷に帰った時に東京から来ていた年上のお姉さん達と友達になった。
https:/
東京に戻ってからもそのお姉さん達と連絡を取り合い良く遊んだ。
お姉さん達の一人Mさんが東横線の学芸大学に住んでいて自分は目黒だったので、待ち合わせの場所は自然に渋谷になった。
新宿きくやも行ったけれど、記憶にあるのは渋谷田吾作。
渋谷駅から道玄坂をゆっくり上がると右側に百軒店と呼ばれる猥雑な路地があり入ってすぐ右にその焼き鳥屋はあった。
誰が最初にその店を見つけたのか忘れた。
でも、呑むメンバーが変わってもボクとMさんは変わらずに何年も通った。
ボクはここで冷酒と焼き鳥か焼きトンか今となっては曖昧だが、カシラを頼んでまず呑み始める。
可愛いカシラ5本で100円。美味しいんだ。
酒が進んで話題が盛り上がり笑顔が開く。
多い時は女の子、男合わせて10人ぐらいの団体になっただろうか。
入って直ぐのところ、焼き鳥を焼いてる姿と匂いと煙が分かる様に焼き台は道路に面していて、そこではボクより少し年上のお兄さんが注文を受けると黙々と手際よく串をひっくり返して焼き鳥を焼いていた。
Mさんが結婚して一緒に呑んでいた仲間たちとも疎遠になり、もう田吾作に足が遠のいてしばらく経ってから一人で扉を開けた。
焼き台ではあのお兄さんが焼き鳥を焼いていた。
ボクは昔と同じようにカシラと酒を頼んでから初めてお兄さんに声をかけた。
いつも黙々と焼いていたお兄さんは笑うと若かった。
お兄さんと思っていたその人は実はボクと同い年だった。
その人はこう言った。
〜羨ましかったですよ、いつもいつも楽しそうだったから〜
そうか、働く人と遊ぶ人たち。
その人は同年代のボク達を羨ましいと思いながら黙々と働いていたんだな。
道玄坂の田吾作は数年前に無くなって、恵比寿の本店に統合された。
恵比寿に行って見るとその人はニコッと笑ってから相変わらず黙々と焼き鳥を焼いていた。
13
4
ログインしてコメントを確認・投稿する