今回のコロナ禍。政府の邪悪もあれば、官僚の無能もある。

■大阪市コロナ専門病院「もたない」　看護師14人が退職
(朝日新聞デジタル - 12月02日 10:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6327717

公正妥当な社会を作り上げるのは、一つには倫理もありますが、それ以上に大切なのは、有能な官僚による合理的な行政システムです。

巷間、噂される一部の共産主義国が、いい反面教師です。
人民をできるだけ苦しめてやろうなどという指導者はいません。
思い付きで、××主席（書記長でも、戒厳令司令官ナンチャラ将軍でも、イスラム教ナンチャラ派××師でも…）が、
「米を止めて麦を増産するように」といって、準備が不十分だから、飢饉が来る。
中間管理職的な人が、自分が粛清されるのを免れるために、部下に責任を擦り付け粛清する。。

こういうことの繰り返しで、社会は、ダメになります。
指導者が善意の塊だとしても、です。

この問題は、一部開業医を不当にぼろ儲けさせ、責任を果たしてこなかった官僚が、コロナの最前線で戦っている医師や看護師に、減収分の手当てができなかったということです。

官僚は、ここまでアフォになりました。無責任になったといっていいかもしれません。

家族まで差別され、ボーナスまで減らされて、辞めたくなるのは当然至極です。

また、
ご存じの方は少ないでしょうが、助産師などは、今年度、コロナになったら国家試験を受験できないシステムです。
正しい制度設計がなされず、弱者が見殺しにされる、今の行政の正体がハッキリしてきました。当然、皆さんは「やってられない」という気持になるでしょう。

この一連の問題は、
人災ですね。