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2020年12月03日20:48

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EVシフト疑念論 超長文になってしまった

■ガソリン車、30年代半ば禁止=新車販売、脱炭素化加速―政府目標
(時事通信社 - 12月03日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6328853

悪い癖がでて、人様のつぶやきに大量に書き込んでしまった。反省。
早目のEVシフトを主張される方がいて「市場経済でない政治主導政策に軸足を全部乗せるのはマズイ」ということを書いての、その説明でこんなことになってしまった。
以下・が書き込み*が追記です。

・EV化は幻想だということが解っていての、日本自動車メイカーのハイブリット化などだと思っています。政治主導でどこまで市場が変化するか解りませんが、先の分らないことに軸足を全部乗せない思慮深さ、柔軟さが生きると読んでます。
・ハイブリットからEV化への技術移転は容易ですが、EVからハイブリット化は不可能という意味での、対応力を評価しています。
・先のことはまだ見通せないので断定的な物言いは避けたいのですが、EV化がCO2削減の重要素ならば、限りあるレアメタルをどう使うかだと思っています。大量のリチウム電池を積んだ重重量高級EV車1台で、少量のリチウム電池しか使わないハイブリッド車を何台作ることができるのか?という総量CO2削減の観点です。
*プリウスの電池重量が25kgと考えテスラが500kgと考えると20台の換算です。
*また価格の面でも・現在96%のエンジン車を全部EV車に替えての、『レア』メタルの需要と供給のバランス調整価格は、部品数減分でまかなえないと思います。
・売れる売れないの観点ならば、単純に市場経済での価格の話になってガソリン車となります。見通せないと書いたのは政治動向の風向きです。補助金政策など続くわけない、という自分の予想の軸足を全乗せするな、です。
・もし補助金無のガソリン車生産禁止ならば、市場原理は働かず、レアメタル争奪戦のEV車価格爆上がりです。もちろん大量生産にともなうコスト低下はありません。そうなると古い車で超長距離走る社会になって、地球環境には良いかも。繰り返しますが、極端なことにはならないという自分の予想の柔軟なポジション有利判断です。
・繰り返しますが、見通せない政治動向、世界の趨勢です。政治の顔色をみて怒らせないぐらいにEVを生産できるし、CO2削減という意味で燃費のいいハイブリッドも作るし、貧乏人にも買える車をつくるし、賢い日本メーカーだと思っています。
・ちろん開発資源の集中という意味では、山っ気のないお坊ちゃん企業です。けれどトヨタを抜いたテスラの株価の異常値のことは時勢に乗り過ぎた怖さです。*政治家のちょっとした発言で売り時狙っている投資家が一斉退散のバブルです。・盛んに悪意を込めて政治動向と書きましたが、そうはいいつつ政治の調整機能が働いて適度な割合のEV・ガソリン車比率に落ち着き、対応する日本メーカーと思っています。
・『単に価格が車体内に反映されるか、ユーザーのランニングコストに反映されるか』は本当に重要なポイントです。『安くないと環境によくない!』という持論を持っています。
・その意味では実はハイブリットも疑心暗鬼で、高い価格と高い電池交換費と減税・補助金含めた金額は燃料費削減費でペイできるのか?です。この疑心暗鬼感で自分のEVへの不快感は察してもらえると思います。
・あとガソリン価格のことで言えば、ガソリン車が無くなることはありません。残念ながら石油産出量を調整できる国は極々僅かです(*北米・サウジ・ロシアのみ)。湧き出た量はそのまま言い値で売るしかありません。*まさかの先物価格マイナスの現実です。・ガソリン車が減っていってガソリンが安くなってさらに物凄く安くなれば、ガソリン車が売れてしまいます。
*政策の選択は国ごとですから、EV幻想にのらない国はのりませんから、供給側の理屈でなく需要側の現実で一定数はガソリン車のままとなります。
*ガソリン、レアメタル両者の需要と供給バランスがそのまま・その分岐点が政治の調整機能でのEV・ガソリン車割合の妥協点になるという長々と書いた自分の予測となりました。


思ったより、そのままで内容が通った。(書き手の偏見?かも)


まずまず大大前提に

『火力発電で発電してEV動かして、本当にCO2削減になるのか?????????』

という大大多数の超超当たり前の大大疑問です。
こんな単純な疑問の払拭無しでの、先進国の政治主導で社会シフトさせようとしているところが胡散臭すぎる、です。
例えば莫大なエネルギーを使ってCO2削減1割しかならなかったら、今の車の燃費1割削減するだけでいいじゃん、です。恐ろしい話、実は増えてましたパターンも充分ありえるのです。増発分石炭使ったら排出量爆増です。
ここで「自然エネルギーがある!」みたいな主張されたら、もうしゃべるのがブルーになるのです。
上に国ごとの政策と書きましたが、ですから原発発電している国では成り立ちます。その国では頑張ってEV推進して欲しい。
東日本大震災のときすぐ思ったのは「日本、EV政策終わったな(日産残念)」です。今の日本の動向は残り火が生きたカタチで、それで世界政策についていけるなら、残り火が残っていることが、ある意味ラッキーでした。
産油国の動向もあるから、当然全EVにはならず、もしくはなるわけないから産油国側の静観なのです。

今のEVシフトは、先進国が環境ブームを利用してのインフラ主導権争い、ということが透けて見えすぎるから、書き込みのチャチャが大量なのです。

さらに書けば地球温暖化にCO2削減は関係ない説まで飛んでしまいます。
温暖化、もしくは気候過激化に関しては「今現在最も有力な説」ぐらいのニュアンスで、でも何もしないのは絶対マズく、実は関係なかったというオチでもダメージ追わないぐらいの対策は必要、という過激派からすればファジーなスタンスとなります。←それがEV政策へのファジーなスタンスという感じにつながります。コロナ騒動でCO2排出量激減でも、なんら変わらなかったという現実をどう考えればいいのか?というのも非常に難しい問題です。

本当に真剣に温暖化問題を考えるなら、小さいできることから手を付けていって、一年ごとでも1%削減でもしていき、あらゆる影響をその都度検証し、さらに未来に繋げるという地味な作業の連続、継続が必要と思っています。

だから30年後など生きてもいない政治家の大袈裟な戯言が大嫌いなのです。



書いたなあ。一体誰が読むの?

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