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2020年12月03日05:26

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12月3日

ブッシュ米大統領とゴルバチョフソ連書記長がマルタ島で会談し、冷戦の終結を宣言:1989年のこの日。1989年のマルタ会談(Malta Summit)とは、1989年12月2日から12月3日にかけて、地中海のマルタで行われたアメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦両国の首脳会談である。これをもって、44年間続いた東西冷戦は終結した。
東欧革命やベルリンの壁崩壊を受けて、アメリカ合衆国大統領ジョージ・H・W・ブッシュとソビエト連邦最高会議議長兼ソビエト連邦共産党書記長ミハイル・ゴルバチョフによる首脳会談で、第二次世界大戦末期のヤルタ会談に始まった米ソ冷戦の終結を宣言した。これを標語的に「ヤルタからマルタへ("From Yalta to Malta")」という。マルタ島沖のソ連クルーズ客船マクシム・ゴーリキー内で行われた。この会談には、ソ連側からはシェワルナゼ外務大臣、アメリカ側からはベイカー国務長官及びスコウクロフト国家安全保障問題担当大統領補佐官、ライス国家安全保障会議東欧ソ連部長、ジャック・F・マットロック・ジュニア駐ソ連アメリカ大使などが同席している。ブレント・スコウクロフトをはじめとするアメリカ政権内では当初からマルタ会談は「時期尚早」として、ソ連のスタンドプレーを許す結果になるとして反対していたが、フランスのミッテラン大統領、イギリスのマーガレット・ヒルダ・サッチャー首相をはじめとするヨーロッパ首脳、及びアメリカ合衆国議会はゴルバチョフとの対談を説得した。マルタ会談では、特に何の合意もなされなかった。主な目的はアメリカとソ連が「鉄のカーテン」を引き上げることにおける喫緊の変更点について会談を持つことにあり、これをして冷戦の公式な終結と見られた。局所的に見れば、冷戦時代の終結に保証を与えるために緊張を緩和し、東西関係というものに大きなターニングポイントを与えた。会談を通じて、ブッシュ大統領はペレストロイカにおけるゴルバチョフの指導、およびその他の共産圏の改革を支持した。(出典:今日は何の日、Wikipedia)画像は、会食するゴルバチョフとブッシュ(マクシム・ゴーリキー号内で)。
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